良いレビューとは?(その1)

私はときどきメールで、サイクルベース名無しに遊びにきてくれた方々から次のようなご質問をいただくことがあります。

「良いレビューとはどんなレビューのことを言うのでしょう?」
「良いレビューを書くにはどうしたらいいんでしょう?」
「私も何か書きたいと思うのですが、私のような自転車初心者のレビューに価値はあるのでしょうか?」

今日はこれらのご質問に対して、私の考えを書いてみたいと思います。

良いレビューとはどんなレビューのことを言うのでしょう?

ずばり、「良いレビュー」とは「有益なレビュー」のことです。

では「有益なレビュー」とはどんなレビューでしょう。それは「情報として価値がある」もの、つまり誰かの役に立つと思われるものです。あるいは、「情報として楽しい」もの。つまり誰かがそれを読むことによって、充実した時間をすごすことのできるものです。

「役に立つレビュー」あるいは「楽しいレビュー」のことです。両方の条件を満たしていると、さらに良いですよね。読みたくなりますよね。

良いレビューを書くにはどうしたらいいんでしょう?

良いレビューを書くには、「10行程度で簡潔にまとめたほうが良い」とか、「そもそも文章力を鍛える必要がある」などと言われることがあります。

これは誤りです。

あるレビューが1行だったり、10行だったり、100行だったりするのは、あくまで「結果」です。また、短いから良い、長文だからダメ、ということも全くありません。1行~2行で「良いレビュー」を書かれるレビュワーさんや、長文にもかかわらず読者の心をひきつけ、最後まで楽しく読ませてしまうレビュワーさんもたくさんいます。

「文章力を鍛える必要」もありません。見た目だけが美しい文章、いわゆる「美文」で書かれているからといって、「良いレビュー」にはなりません。

次のように考えてみると良いでしょう。

  1. まず、何を伝えたいのかを考える
  2. 伝えたい内容の「大体のサイズ」を予測してみる
  3. その「サイズ」に収まるよう、過不足なく書く

手順としては、ほぼこれで全てのはずです。1行だったり、50行だったり、100行だったりするのは、あくまで結果です。たとえ200行や300行の長文レビューでも、文章中に「無駄な情報」(有益でない、あるいは読んでいて楽しさを受け取れない情報)がなく、「足りない情報」もないのなら、そのレビューは多くの読者に歓迎されることでしょう。

「超短文レビュー」(1行や2行で書かれたもの)や「長文レビュー」を書くには、ある程度の技術が必要になります。この技術は「修辞技法」、つまり文章を効果的にするための技術です。こうした技術を備えたレビュワーさんもサイクルベース名無しには数多く存在しています。しかし、この技術は必要不可欠なものではありません。これは基本をすでに踏まえた上での付加価値であり、「情報として有益でないもの」を美しく飾り立てて書いてみたところで、あまり意味がありません。また、ことさらにおもしろおかしく書こうと「努力する」必要もありません。というのも、「おもしろいものはどう書いてもおもしろくなる」からです。「おもしろさ」もまた結果であって、最初に追求すべきものではないでしょう。

(その2につづく)

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