偽造フレームにご用心

偽造スペシャライズドフレームをストレステストにかけたらこんなふうになりました、という話です。

外国の聞いたこともないショップでフレームが異様に安かったら注意

Bike Radarがこの記事で報じているのですが、まずこのアップの写真を御覧ください。トップチューブとダウンチューブがヘッドチューブから剥離しています。米国スペシャライズド社が偽造されたSpecialized Tarmacを同社のストレステストにかけたところ、こうしたケースが発生したそうです。同社のブランドセキュリティ担当のAndrew Love氏は、「こういうフレームのせいで誰かが命を落とすのは時間の問題だ」と述べています。

ところでこれは完全な偽造フレームのようですが、いわゆる「中華カーボンフレーム」という「微妙な位置付け」の製品が存在することは皆様御存知の通りです。

簡単に例を挙げると、どこからどう見てもスペシャライズド・ターマックの形状をしていて、製造コストを考えるとスペシャライズド製品をOEMしている工場で製造されたものと考えるのが自然である。塗装されていなかったり、メーカーロゴがないという違いはある。というような製品です。よくeBayなどで売られています。

こうした「中華カーボンフレーム」と「偽造フレーム」は同じではない、という意見もあると思います。「中華カーボンフレーム」は詐欺を目的としているのではない。まっとうな工場の空きラインを利用して生産された「ワケあり品」なのだ。仕上げは完璧ではないが、基本的な品質は良いのだ! と、そのように主張される方がいるかもしれません。

「中華カーボンフレーム」の良し悪しについては私は興味がないのでここでは触れませんが、とりあえず「中華カーボンフレーム」に乗られている方は、乗車前に必ずフレームの状態をチェックし、峠から下る時などはさらに確認するなど注意したほうが良いのではないか。と、この写真を見て思いました。

勿論、「まっとうな工場で製造されたワケあり品」にSPECIALIZED TARMACなどと書かれていたら、それを買ってはいけないのは言うまでもないことです。

海外で大手メーカーの高級フレームが異様に安かったり、あまり知られていないショップがありえない価格でメーカー品を販売している場合は疑ってかかったほうが良いでしょう。

特にインドネシアのオンラインサイクルパーツ販売店は、絶対に信用してはいけません(具体的な理由は明かせませんが、お知らせしたほうが良いと思ったので、書いておきます)。

中国の横流し文化

ところで中国の製造業について詳しい方から聞いたのですが、私達が「中華カーボン」という名前で知っているような感じの製品は、中国大陸のみならず、台湾でも、あらゆる業界で見られるのだそうです。

有名どころではアパレルがあります。超有名ブランドの服の非正規流通品が、正規品と同じ工場で生産されているわけです。製造国は中国とは限らず、中国企業が管理している他のアジア諸国の工場ということもあります。

では「正規品と同じ工場で生産されている」からといって、全幅の信頼を置けるのでしょうか。問題はここです。

たとえ製造工程が同じでも、素材・材料はあまりものや、品質検査で弾かれたものが使われていても全くおかしくないでしょう。また、完成品を通常の品質検査にかけることも考えにくいです。

私個人は、偽造品は言うまでもないですが、有名メーカーの有名モデルそっくりな形状の「中華カーボンフレーム」に乗るのはちょっと怖いです。

既に所有されているという方は重々お気をつけください。






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