サイクリストとグルテンフリーな食事

公開日: 雑記  

久々に雑記的な記事です。ここ数ヶ月、グルテンフリーの食事法を試してみて気付いたことを書いてみます。

グルテンフリー・ダイエットとは簡単に言うと「グルテン」と呼ばれるたんぱく質を含む製品を摂取しない食事法です。グルテンを含む食材で最も有名なものは小麦です。

世の中にはこの「グルテン」とあまり相性が良くなく、上手に消化できない人、さらにはアレルギー反応を示す人までいるようです。アレルギー反応を示す人の割合は100人に1人という話もあり、決して多くはないようですが、テニスの世界王者ノバク・ジョコビッチ選手がこの1人で、彼はグルテンの摂取をやめてから体調が良くなり、試合に勝ちまくるようになったそうです。

プロの自転車選手はどうでしょうか。グランツール参加チームでもグルテンフリー・ダイエットを取り入れ始めたチームは増えてきているそうです。例外はキャノンデールとティンコフ・サクソ。

キャノンデールは長年イタリアを拠点にしてきたこともあり、アルデンテのパスタのない人生はもはや人生ではない、という感じの理由で、ティンコフにはハンナ・グラントという超絶に美味しい料理を作ってくれるシェフがいて選手はそれに満足しているため他の食事は望んでいないから、と聞いたことがあります。いずれにしても、プロサイクリングの世界でもグルテンフリーダイエットは注目されてきてはいるようです。

さて私がグルテンフリー食事法を試すようになった理由ですが、もともと数年前から糖質制限ダイエットをしています(その頃書いた記事がこちら)。普段の生活では炭水化物と糖質を可能な限りカットし、たまの贅沢としてラーメン等の麺類を食べる、という感じです。時々ラーメンとか食べると本当においしいですね。しかし、そうしたものを食べると2日間くらいはいつもお腹が張ったようになる感じがしていました。

自分は小麦粉のアレルギーではないものの、小麦粉をふんだんに使った食品とあまり相性が良くないのではないか、と強く意識するようになったのは、2013年にユーロバイクの見学にドイツに行った時のこと。外食しようとしてもピザやパンといった炭水化物中心のメニューがあまりに多くて少し具合が悪くなってしまったのでした(この記事にその頃の様子が書かれています)。

また思い返すと、むかしフランスなどにいた時はパンがおいしいのでかなりパンを食べました。朝は近所のパン屋さんで焼きたてのバゲット、クロワッサン、パン・オ・ショコラ等を買って食べる。もう本当にうまい。のですが、フランスに行くと必ず便秘になっていました(笑)。腹は張るし、顔も浮腫む。当時、「なんでヨーロッパに来るといつも必ず便秘になって腹が張って顔が浮腫むんだろう」と不思議に思ったものです。

今になって思うと、あれは小麦粉が問題だったのではないか。自分はグルテンアレルギーではないにしても、グルテンとあまり相性の良い身体ではないのではないか。さらにある日、天ぷらを食べた後に3日ほど消化不良を起こしたのもきっかけとなり、グルテンフリーの食事法を試すことになったのでした。

そして3ヶ月目ほど経過しました。普段の糖質制限ダイエットに加え、時々ちょっとした贅沢として食べていた小麦粉製品(ラーメン・うどん・パスタ・パン等)をやめ、そのかわりに炭水化物が中心の料理は、米を作ったものに変えました。小麦粉を使わないインドカレーや、トマトスープのリゾット等です。

醤油のような調味料にも小麦粉は入っているのですが、そういうのはまあ許容することにして、小麦粉を主役級で、または準主役級で使っている食品を避けるようにしました。天ぷらや唐揚げのような揚げ物はアウト。麺類がほとんどダメなのは寂しかったのですが、十割そばや春雨、フォーなど小麦粉を使わないものを代わりに。

その後、「世の中が輝いて見える! 空キレイ!」というほどの劇的な変化はないのですが、体調はすごく良いです。便秘とかはもう全くなし。「お腹が張った」と感じることもなければ、顔が浮腫むようなことがなくなりました。なので、それなりに効果があるのではないかと思っています。ただし自転車が速くなったりはしていません(汗)。体重は微減。

自転車に乗っていると、100kmも走れば「あー、うどん食べたい」と思うことがあります。小麦粉はゆっくり燃えてくれる感じがあり、一日中自転車に乗るような日には頼もしいのですが、これはおにぎりに変えました。でも、おにぎりに変えたからといってハンガーノックになるわけでもなく、まぁ大丈夫かなと(いつも200kmや300km乗る人からすると小麦粉なしっていうのはキツイのかな)。携行食は大豆が主原料のSOYJOYに。

そんなわけで、「基本的に糖質制限ダイエット、炭水化物の料理はたまに贅沢として食べても良い」というこれまでの食事法を、少し改造し、「基本的に糖質制限ダイエット、炭水化物の料理はたまに贅沢として食べても良いが、小麦粉を極力使わないものにする」と微調整したのですが、結構自分の体質には合っているように思います。

参考までに小麦粉をふんだんに使っているおいしそうな炭水化物中心料理を列挙してみます。

  • パスタ
  • ピザ
  • パン
  • ラーメン
  • 日式カレー(小麦粉が入っている)
  • そば(十割そばを除く)
  • うどん
  • 唐揚げ
  • 天ぷら
  • ハンバーグ(つなぎに小麦粉が入っている)
  • カツ丼
  • 麻婆豆腐(とろみのあるものは大体小麦粉入り)
  • 餃子

かわりに食べてもいい炭水化物的なものはというと、

  • インドカレー(小麦粉を使っていないもの)・一部のタイ式カレー
  • 雑炊・リゾット・クッパ的な米料理全般。パエリアなども良い
  • タイ料理のヤムウンセン(春雨の原料は豆・イモ系のでんぷんですが多分OK)
  • フォー(ベトナムの米粉麺)
  • 十割そば(つなぎに小麦粉を使っていない日本そば)

小麦粉の入っていない料理・食品って世の中には本当に少ないんだな、と思うようになりました。コンビニで売っているような食品には8割方小麦粉が入っていそうです。外食しようとしても小麦粉を除外するとお店は相当限られます。本格的にグルテンフリーにしようとすると醤油もアウトなので、なかなか厳しいです。私は牛丼くらいはOKにしています。

健康になること・身体のパフォーマンスを上げることが目的であれば、厳密にやってみる必要もないでしょう。一般的には最初の2週間はなるべく厳密にグルテン含有食品を避け、体調を観察し、その後またグルテン含有食品を食べて、体調が悪くなるかどうかをチェック、という方法が推奨されているようです。

おいしそうなワンタンメン

上の写真は東京・四谷のある有名なお店のワンタンメンです。おいしそうです。しばらく食べていません。身体が欲しているものは基本的に食べて良いとは思うのですが、食後にいつも体調が悪くなることがはっきりしているものなら、やはり控えたほうが良いのでしょう。

人が何かを食べたいと思う時、理由は多分2つあります。1つは、その食品に含まれる栄養素を身体が本当に欲しているから。鹿が鉄分を欲して山から降りてきて、鉄道の線路を舐める。そういう感じで身体が何かを欲していれば、それは摂取すべき。牡蠣が食べたくなる時は多分亜鉛が足りていないし、刺身が食べたい時はビタミンが足りていない。

反対に、栄養素的にそれを欲しているのではなく、単に脳が中毒になっているから食べたい場合があります。そういうのはやはり避けたほうが良いのでしょう。小麦粉って結構中毒性高いように思います。ただ、小麦粉をきちんと分解・消化できる人なら何の問題もないかもしれません。






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