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ボーネンはフライドポテトが好きなのか

先月、ツール・デ・フランドルだったかパリ~ルーベだったか忘れましたが、観客が”BOONEN FRITS”みたいな看板を掲げていました。

それを見て、解説の栗村修氏が「フライドポテトのことでしょうか」と言っていました。私はオランダ語がわからないのですが、フライドポテトはオランダ語(フラマン語)でFRITSというのでしょうか。

フランス語だとFritesになります。発音は「フリット」。”Pommes de terres frites” (揚げたじゃがいも)の「揚げた」の部分が”frites”ですね。トム・ボーネンはフライドポテトが大好きなのかもしれません。それで、それを知っている観客が「がんばったらイモを食えるぞ、イモのために頑張れ」という意味で看板を上げていたのでしょうか。

ベルギー人はフライドポテトが大好きなのだそうです。ベルギー人に限らず、ヨーロッパではじゃがいもを大量に消費しますよね。イギリスではChipsといいますよね。Fish and Chipsの Chipsはフライドポテトです。フランスでもフライドポテトはかなり消費されます。定番の定食といったら「ステーク・フリット」で、これはステーキに大量のフライドポテトが添えてあります。サンドイッチなんか買うと、長いパンにメルゲスというソーセージの上に大量のフライドポテトがのっていたりします。ムール貝を頼むと大量のフライドポテトが漏れなく付属してきます(おかわり無料のこともある)。ムール貝を蒸したスープにフライドポテトをひたして食べるんですが、これが最高にウマイ!! フランスでもベルギーでも、あちこちで食べられるので、私は行くたびに必ず食べます。二日に一回くらいは食べます(笑) 個人的なオススメは白ワインで蒸したやつでニンニク風味のもの。

この「添え物」のフライドポテトの量は、日本人的にはもうそれはそれは半端ない感じなので、とても全部食べきれません。たぶん、腸の長さが違うんだと思います。日本人の腸は、あれだけ大量のフライドポテトを消化できるようにはできていないんじゃないか。

フランスではどこに行っても大量のイモが供されるので、呆れた私はフランス人の友人に「なんで君らはそんなにイモばっか食べるの?」と聞いたことがあります。友人曰く、「もともとフランス人がフライドポテトを食べていたわけじゃないよ。あれはね、ギリシャ人が持ち込んだ文化だ。あと、東ヨーロッパとか貧しいところではイモをよく食べる」と言っていました。でも、ちょっと怪しい説です。「フレンチフライ」という名称は、第一次世界大戦時、ベルギーに進駐した英国軍・米国軍が、当時のベルギー陸軍の公用語がフランス語だったため、フレンチフライと呼ぶようになったという説があります。だから、とりあえずフランス発祥の食べ物ではないというのはわかりますが、でもギリシャというのはどうでしょう。フライドポテトは、イギリスでもスペインでも大量に消費されているようなので、諸説あるようですが・・・・

当然、フライドポテトはカロリーも脂肪も多いでしょうから、食べないことにしているプロサイクリストは多いんじゃないでしょうか。あ、でもベルギー人サイクリストは食べるっていってたかな。いずれにしても、レースで苦しい最中、「これを走りきったら揚げたてのイモが待っているぞ」というメッセージを見たら、頑張れるようになるのかな。

私はそんなにイモ好きでもないので、よくわかりません。
“Moules” (ムール貝)という文字だったら確実に頑張れますけどね。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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