MTB遊びは五感の饗宴である

Bike Radarで非常に美しいコラムを発見したので紹介します。

“AngryAsian: Unplug when you clip in”というタイトルのコラムで、大まかな内容としては、「ライド中にイヤホンはやめようよ」というものです。それは何故か。

“Mountain biking is a veritable feast for the senses: the gorgeous natural scenery around you, the smell of the great outdoors, the feel of the earth beneath your tires, and the sounds those tires make as they hug the contours of the ground. It’s not only a glorious chorus when taken in together but every one of those senses also contributes to your ability to navigate the terrain successfully.”

訳してみます。

「MTB遊びは五感の饗宴そのものだ。周囲の豪華な自然の風景、素晴らしい屋外の匂い、タイヤの下に感じられる大地、タイヤが地面の輪郭を撫ぜる際に生まれるノイズ。これらが一つになる時、それは壮麗な合唱曲であるだけはない。これら五感の一つ一つが、大地を上手に駆け抜ける能力に貢献しているのだ。」

どうですか、美しい文章でしょう(翻訳ではなく、オリジナルが、ですヨ!)。音楽を聴いているともったいないよ、それに五感を使ったほうが上手に走れるよ、ということですね。

それだけではなく、トレイルには他人がいるので単純に危ないよということが書かれています。他のライダーやハイカーの存在を考えると、少なくともイヤホンで音楽を聴きながら走るのはやめたほうがいい。かといってオープンタイプのスピーカーであなたの音楽の趣味を公開するのもやめたほうがいいんじゃないか。聴くのは止めないけど、インナーイヤーのイヤホンで、周囲の音が十分聴こえる音量に抑えてね、という内容です。

なかなか良いコラムでした。様々な異論もあるでしょうが、少なくとも自然豊かな環境の中、MTBでシングルトラックを走るような場合、外界が音楽そのものだからそれを楽しもう、それに安全だし、というメッセージには、その通りだな、と思いました。