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ジロ・デ・イタリアのベスト10 : 100人の記者に聞きました

無料のiPhoneアプリ “Giro d’Italia” (開発者がRCS MediaGroup S.p.A.のもの)の中に面白い記事を見つけました。

世界各国の有名メディアの記者100人に様々な「ベスト・オブ・ジロ」を聞いてみたという内容です。以下、日本語に訳してみましたが、記事の英語がイタリア語の直訳調でややわかりづらく、誤訳があるかもしれないのでご了承ください。

1. ジロ・デ・イタリアの歴史で最もドラマチックだった瞬間は?

1946年6月30日、ロヴィゴ〜トリエステの第12ステージ。反イタリア活動家がトリエステはユーゴスラビア(当時誕生したばかり)の一部だと主張し、ピエリス村の東2kmの地点にセメントブロックを置いてジロを妨害、ライダー達に石や釘を投げつけた。大会運営側は当日のレースを終了、結果はニュートラルとしたが、トリエステ生まれのジョルダーノ・コットゥールに率いられた数人のライダーはそれでもトリエステを目指したという。

2. 最も素晴らしかったジロ・デ・イタリア、三つ挙げるとしたらどれ?

ファウスト・コッピが勝利した1949年のジロ、風雪のガヴィア峠を制したアンディ・ハンプステンが勝利した1988年のジロ、マルコ・パンターニが勝利した1998年のジロ。

3. ジロ・デ・イタリアで最も素晴らしかったステージ優勝、三つ挙げるとしたらどれ?

1949年ジロ・デ・イタリアの第17ステージ、クネオ〜ピネローロ(254km)で「カンピオニッシモ」ことファウスト・コッピが192kmにも及ぶ大逃げ。その後マドレーヌ峠、ヴァルス峠、イゾアール、モンジネヴロとセストリエールを単独で登り、ピネローロにゴール。この時ジーノ・バルタリに11分52秒、アルフレード・マルティーニに約20秒の差をつけた。
(※記事原文には三つではなくこの一つしか書かれていません)

4. ジロ・デ・イタリアの価値を最もよく示したチャンピオンは誰?

ジーノ・バルタリ、ファウスト・コッピ、フェリーチェ・ジモンディ。

5. ジロ・デ・イタリア史上最大の激闘は?

ファウスト・コッピとジーノ・バルタリの戦い。

6. ジロ・デ・イタリアを象徴する最も有名な写真はどれ?

1956年ジロの第16ステージ、ボローニャ〜サンルカの山岳タイムトライアルでのフィオレンツォ・マーニの写真。前日のレースで鎖骨を骨折したマーニはペダルを強く踏めなくなっていた。メカニックのファリエーロ・マージの提案で彼はハンドルにタイヤチューブを巻きつけ、その一端を噛んでレースに挑んだ。

7. ジロ・デ・イタリアで、最も心に響いたスポーツマンシップは?

2011年5月10日の第4ステージで、沿道を埋め尽くした数十万人の観客とプロトンが、前日の事故で亡くなったワウテル・ウェイラントを讃えたこと。

8. ジロ・デ・イタリアのスピリットを最も良く説明する名セリフは?

RAIラジオのコメンテーター、マリオ・フェレッティが1949年ジロのクネオ〜ピネローロ第17ステージで、番組冒頭で次のように語ったセリフ。「先頭走者はたった一人です、彼のジャージはチェレステとホワイトです、彼の名はファウスト・コッピです!」

9. ジロ・デ・イタリア史上最大のサプライズは?

1954年、ユーゴ・コブレのために走っていたカルロ・クレリーチ(いずれもスイス人ライダー)がサイクリング史上最も有名な逃げ「フューゲ・ビドーネ(fughe bidone)※」の一つを決め、総合優勝を果たす。クレリーチはナポリ〜ラキーラの第6ステージで他の四人のライダーと共にプロトンに30分以上の差をつけた。クレリーチは優れたクライマーではなかったが残るステージでこのタイム差を覆せる者はいなかった。
※レース直後に決められた逃げをプロトンが無害なものとして容認、最終的に大きいタイムが生まれ「しまったやられた」となるアレ

10. ジロ100年の歴史で最も印象的だった離れ業は?

第3位は1949年ジロのクネオ〜ピネローロを制したファウスト・コッピ。第2位は最終山岳の麓でのメカトラブルから復活し、1999年の第15ステージを制したマルコ・パンターニ。第1位は1968年ジロの第12ステージ、ゴリジア〜トレ・チーメ・ディ・ラバレードを制したエディ・メルクス。

ジロ・デ・イタリアは今日から開幕です。J SPORTSを見られる方は観戦しましょう。放送は21:30からです。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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