今日はEurobike 2013で展示されていたペーター・サガンのバイクを紹介します。
サガンが2012年のツール・ド・フランスで使っていたSupersix Evoです。超人ハルクのイラストがペイントされているスペシャルバージョン。
ハルクのデザインもすごいですが、個人的にはこの自転車を眺めていると、サガンはこのくらいの肩幅で、このハンドルをあんなふうに掴んでいるのか、サドルはこのあたりなのか、という不思議な感覚にとらわれ、思わず見入ってしまいました。
ちなみにホイールは81mmハイトのVision Metron 81(Wiggleで扱いあり)が装着されていました。
下の写真で、自分が上ハンを握ったところを想像してみてください。不思議な気持ちになりませんか。サガンの視界はこんな感じなのか! という新鮮な驚きがありました。
勿論、超人ハルクのグラフィックは丁寧な仕事で素晴らしかったです。
ただ、個人的には、「哀しみと怒り」という負のエネルギーで巨大な出力を発揮する超人ハルクと、ペーター・サガンはあまり似ていないような気がします。サガンを見ていると、かつて「太陽王」と呼ばれたミゲル・インデュライン的なポジティブなエネルギーを感じるのは私だけでしょうか。
そうそう、超人ハルクをはじめステージ優勝時に色々とヘンなモノマネをする楽しいサガンですが、本人が「ベンチに座ってチョコレートを食べるフォレスト・ガンプ」を演じているすごい動画を発見したのでこれも併せてご紹介。
“チョコレート食べる? お母さんがいつも言ってた。人生はチョコレートの箱みたいなもんだって。何に当たるかわからないよ、って。”
いやー、この人いいですね。いわゆる二枚目ではないんでしょうけど、カッコいいし、スター性があると思います。自然体で偉そうな感じもしないところが好きです。
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