今日もEurobike 2013での展示について紹介します。今日のテーマは「27.5インチ」です。
十分に写真を撮る時間がなかったので三枚だけですが、27.5インチMTBは露出度が高かったです。皆さん既に御存知の通り、MTBというと一般的には26インチホイールであり、その後に29インチという大径ホイールが市場に投入され、それなりの市民権を得るようになりました。
それが最近になって、26インチはちょっと小さい、29インチはちょっと大きすぎる、じゃ中間の27.5インチはどう? みたいな動きが出てきたというわけです。
下の写真で29インチはBest roll over – Confident handling, comfortable(ベストな転がり – 安定したハンドリング、快適である)とされ、27.5インチはBest acceleration – Race efficiecy and handling(ベストな加速 – レース向きのハンドリングで効率的)といったことが書かれています。これはわかりやすい説明ですね。
これはSCOTTの27.5インチモデル、Scott Scale RC 27.5です。タイヤはシュワルベのサンダーバート(Thunder Burt)27.5。
これはリッチーのクロモリ。P-650bとありますが、27.5インチと同じです。タイヤはRitchey WCS Z Max Evolution。
他にも様々なメーカーブースで27.5インチMTBが展示されていました。正直、新しい規格が増えるごとに「またか!」と思われる方も多いと思いますが、27.5インチという設定はそれなりに理にかなったところもあるように思います。特に体格の小さい日本人にとって、29erはやや扱いづらい、という声はよく聞かれていました。
この規格がどの程度普及するかは未知数ですが、個人的にはファットバイクよりも高い確率で普及していくのではないかという気がしています。
ところで29er(トゥーナイナー)に倣ってか欧米で27.5erとも書かれるこの27.5インチ、どう読むんでしょう。Two Seven Fiver, Two Seven point Fiver等諸説あるようですが、御存知の方、是非教えてください!
コメント
https://www.youtube.com/watch?v=BO-qMkhmK0Q
この動画だとTwenty seven point fiveと呼んでいますね。ただ、呼び易さからかSix fifty Bと呼ぶ人の方が多いような気がします。
なるほど、betweenからtweenerですか。響きも良くて、歴史もわかる良いニックネームですね!
情報ありがとうございますm(__)m
tweenerというのがありますね。
between 26 and 29なのでしょう。