Prime Primavera 日本の大メディアが見なかったことにする低価格エアロカーボンハンドル

WiggleとChain Reacion Cyclesが扱っているプライベートブランド・Primeに、エアロカーボンハンドルがあることに気付きました。製品名は「Primavera」(プリマヴェーラ)。イタリア語・スペイン語で「春」という意味。最近出たばかりなのかな? 価格は¥16,000で、どちらのお店で買っても同じです。

Prime – Primavera カーボンハンドルバー (Wiggle)
Prime Primavera カーボンハンドルバー (CRC)

ガチなエアロハンドル。まるでサメのようです。清々しい春、というより、冬の暗黒大魔王、みたいなルックスです。

Prime Primavera 日本の大メディアは紹介できない低価格エアロカーボンハンドル

リーチ78mm、ドロップ125mm。リーチもドロップも特に攻めた設定というわけではなく、誰にも使いやすそうです。アナトミックシャローな形状です。レースはもちろん、平地中心のロングライドにも良さそうに見えます。上ハンが気持ちよさそうです。

Prime Primavera 日本の大メディアは紹介できない低価格エアロカーボンハンドル

ケーブルはインナールーティング。大きめの穴が4つあるという話。Shimano Di2 ジャンクションボックスに対応。サイズはブラケット部のセンターセンターで400mm, 420mm, 440mm。バーエンド部で422mm, 442mm, 462mm。重量は420mmで235g。

Prime Primavera 日本の大メディアは紹介できない低価格エアロカーボンハンドル

ここまでエアロな形状ではないですが、たとえばチネリのネオモルフェは420mmで230gくらいだと思います。Primaveraは上ハンのウィングがより大きく見えるので、この重量はわりと優秀でしょう。DedaのSuper Zeroも420mmで230g。

特筆すべきは、こう書くと身も蓋もないですが、やはり¥16,000という価格。カーボンハンドルの値段もだいぶ下がってきましたが、ネオモルフェだと海外通販で2.5〜3万円はします。この値段で出されたら競合他社はたまったものではないでしょう。

ちなみにこの製品、Vitus Pro Cycling Teamが2019年に使用するそうです。

品質についてはなんとも言えませんが、とりあえずPrimeのホイールについては好意的な評価が目立ちます。メジャーブランドの製品ではないとしても、WiggleとCRCくらいの規模のショップになるとレース中にバキッといきました、みたいな製品は間違っても出せないわけで、そのあたりは無名中華製品よりはずっと信頼できるでしょう。

こういう製品は、日本の大メディアはまず紹介できません。自転車雑誌、大手自転車ポータルサイト、いずれも国内代理店からの広告協賛が最大の収益源でしょうから、クライアントを脅かすようなものの紹介・宣伝はできません。このハンドルが売れるとFSAやDedaや3Tやチネリ、イーストンのカーボンハンドルが国内で売れなくなります。

そのため有名ライター諸氏はWiggle/CRCのPrimeシリーズやPBK扱いのVennのようなPBカーボン製品を誌上インプレしてはくれません。こうした製品の評価は、ネットで情報を発信しているアマチュア、ホビーライダーの声が中心となります。

PrimeやVenn、実際に使ってみたよー、という方、是非CBNにレビューをご投稿いただければ幸いです!