サイスポのロゴリニューアル、社内では反対意見のほうが多かったんだって

月刊誌「サイクルスポーツ」が先月号からロゴと誌面を刷新したことについては、先月、新ロゴになったサイクルスポーツ。みんなの評判は?という記事を書きました。Twitterでアンケートしてみたのですが、好意的な意見のほうが多かったですね。

大きい変更だったことを考えると、この数字は成功だったと言って良いんじゃないでしょうか。

そして今月号を読んでいたところ、147ページ目からはじまる「CS GEAR CHANGE」というコーナー(「立ち飲み雑談」みたいで面白いw)にこのリニューアルについての興味深い裏話が。

サイスポのロゴリニューアル、社内では反対意見のほうが多かったんだって

ロゴを新しくするかどうかで編集部内で多数決を取ったら、変えなくていい、という意見のほうが多かったんだそうです。それでも編集長判断でリニューアルを断行。これはいい話だな、と思いました。

多数派の意見に従っていたほうが人生いろいろラクです。かりに結果がうまくいかなった時でも、それはみんなが変化を求めなかったせいだ、俺のせいではない、と言い逃れもできるでしょう。

普通に考えれば、毎月のコンテンツを制作する作業とは別に、誌面のレイアウトをやりなおしたりという余分な仕事が発生したでしょうし、雑誌がより売れなくなるリスクや不安もあるはず。

それにリニューアルしたことで逆に売れ行きが落ちてしまったら、「ほれ見たことか」と言ってくる奴がだいたいどんな会社にもいる(笑)。

それでもリニューアルを決行したということは、このままではまずいのではないか、という危機感をリーダーが持っていたからに違いありません。

昨日、リアル店舗が苦しいのは、何も日本に限った話ではないし、自転車に限った話でもないという記事を書いたのですが、売れ行きが落ちて困っているのは出版社も同じ。何か新しいことをやらないと、どこも生き残っていくのは、無理でしょう。

サイスポの今回のリニューアル、ちょうど良いタイミングだったんじゃないかなと個人的には感じました。

ちなみに上のリンク先の記事で紹介したCBNアンケートがこの2月号の147〜148ページで紹介されていました。今回のリニューアルがおおむね好意的に受け止められていることについて編集部の方々は安堵されているようです。

2月号はチューブレスとチューブレスレディの違いの総復習、そしてディスクモデルを含むホイールレビューがあるので、最近サイスポ読んでなかったな、という方はぜひ読んでみてください。そこだけでも資料的価値があると思います。

私も半年とか1年とか雑誌をまったく買わない時があるのですが、最近またよく読むようになりました。何かが一周回ったのか。Kindleで電子書籍も読みますが、それとは別に紙の雑誌を買ってパラパラめくりながら読むのが楽しい感じです。

最近のサイスポは編集長の吉本氏と自転車ジャーナリストの安井氏が絶妙なコンビになっている感じで、インタビューや鼎談的な記事もとてもおもしろいですね。

CYCLE SPORTS (サイクルスポーツ) 2019年2月号
CYCLE SPORTS編集部
八重洲出版 (2018-12-20)