イヤホン問題 昭和生まれの自転車乗りは流川くんにあこがれたやつが多いにちがいない

昭和生まれの紳士淑女のみなさまこんにちは。いつのまにやら『平成』が懐かしワードになっちゃってますよ。私たちが子供のころ『明治』生まれの方に抱いていた感想を『令和』生まれの方は我々に抱くんですね。

ちょっとSLAM DUNKのエンディングテーマ覚えています?「ポケベルもったわ」ですよ。ポケベル→PHS→携帯電話→スマートフォン

の4世代進化なんてフシギダネ→フシギソウ→フシギバナ→メガフシギバナの4世代進化といっしょですね!超強そうですな。

今ではけっして描けない自転車のシーン

そういえばSLAM DUNKの流川楓くんの登場シーンがかっこよくてですね、イヤホンでガンガン音楽かけて、クロモリのロードレーサーで颯爽と登場するのですが、条例違反になる今ではけっして描けないシーンですね。

『ゆず』の二人乗り自転車でゆっくりと坂道をくだっていくのもアウツです。

「昔はおおらかでよかった」ということではないのです。そのおおらかさの影には、逆にずっと窮屈な思いをしてきた人もいただろうし、思いがけない事故で悲しい思いをしてきた人がいたからこそ、法律や条例は変わっていくのでしょう、今までもこれからも。

流川くんもイヤホンして居眠り運転して自転車乗っていたら、停車中の車に派手に追突していましたし。

イヤホンの可否は都道府県によって異なる

2015年6月より改正道路交通法が施行されて、はや4年。ちょくちょくと無灯火自転車やイヤホンの自転車が警察の方に止められているのを見て、法治国家の安心感を覚えていたのですが、どうやらイヤホン運転は改正道路交通法のほうで禁止されているのではなく、各都道府県の条例で禁止されているようでした。

ちなみにわが山形県は明確に5万円の罰則と明記されています。

東京都の規則はこちら。

東京都道路交通規則 第8条

高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。

ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。

法整備の難しさ

ところで耳を塞がない形の骨伝導イヤホンなんてのは、どうなんでしょうね? 交通に関する音又は声が聞こえるからいいのでしょうか?

骨伝導イヤホン

骨伝導イヤホン

私個人の考えになりますが、限りなくブラックに近いグレーであると思います。

取り締まりをしている警察の方が「あれっ?密閉型?開放型?」と混乱するような業務に支障をきたす行為はつつしむべきだと思うし、もし私が取り締まる側ならいちいち区別しないで現場の判断で一律に「イヤホンは禁止!」としたほうが効率的であると容易に想像できるからです。

なぜ完全にブラックではなくグレーなのかというと、都道府県の中には明確にイヤホン禁止の条例を出していない都道府県があるからです。

歩道を走ると歩行者が危ない。かといって軽車両として道路を走ると、自転車が走る前提で道路が整備されていない。この国では自転車はまるで『コウモリ野郎』のような扱いをうけてきました。

2015年の改正道路交通法では大まかなところしか決められず、ほぼ現場の判断にゆだねるしかないところにこの国の自転車をめぐる法整備のむずかしさがあるような気がします。

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寄稿者:くろみつくろみつ @kuromitsu9600 , kuromitsu2 (cbn)
プロフィール:サラッと読めて翌日に残らない!をモットーにてきとーにいろいろ書いちゃう駄文メーカー。人は名文のみに生きるにあらず。あとオカラおいしいです