Ribble Cyclesが4人乗りのファミリー・タンデム「FAMDEM」を発表

英国の海外通販ショップRibble Cyclesが変わった完成車を発表しました。なんと4人乗りのロードバイクで、”Family”と”Tandem”という単語を組み合わせた”FAMDEM”という名前を冠せられています。ファミリー・タンデム。

公式 INTRODUCING THE RIBBLE FAMDEM – Ribble Cycles

エアロを意識した4人乗りバイク。クジラとカンガルーに学んだデザイン

大人が一番前と後ろに乗り、真ん中に子供2人が乗る設計になっています。これはクジラが子供と泳ぐ際のエアロ特性とスリップストリームを取り入れたデザインらしく、あとなんかよくわからないのですがカンガルーが子供をポケットに収納する際のエアロ加減も参考にしているそうです。

THE RIBBLE FAMDEM

INTRODUCING THE RIBBLE FAMDEM © Ribble Cycles

画像を拡大するとかなり雑コラフレームの接合にも特殊な配慮が施されているらしくPhotoshopで適当に繋げたわけではなさそうです。シフトのアウターケーブルもかなり特殊な形状。

THE RIBBLE FAMDEM

INTRODUCING THE RIBBLE FAMDEM © Ribble Cycles

主要コンポーネントはShimano Ultegra。ホイールはMavic Cosmic Carbon。タイヤはVittoria Corsa G2.0となっています。フィニッシングキットはLEVEL、サドルはBROOKSだそうです。

価格と送料

この「FAMDEM」ですが、価格は表示されていません。発売開始日も不明。しかしぱっと見では分割式のフレームには見えないので、日本に発送してもらえるかどうかは不明です。送ってもらえたとしても送料がかなり発生しそうで心配ではあります。

あと日本では各自治体によってタンデム自転車の乗車可否に関する法律が微妙に違うようです。ちなみに東京都道路交通規則では、自転車に「運転者以外の者」が乗車できる場合の例は次のように規定されているようです。

    1. 16歳以上の運転者が幼児用座席に幼児1人を乗車させるとき。
    2. 16歳以上の運転者が幼児2人同乗用自転車の幼児用座席に幼児2人を乗車させるとき。
    3. 自転車専用若しくは自転車及び歩行者専用の規制(標識令別表第1の規制標識のうち、「自転車専用」又は「自転車及び歩行者専用」の標識を用いた法第8条第1項の道路標識による規制で、当該道路標識の下部に「タンデム車を除く」の表示がされているものに限る。)が行われている道路又は道路法(昭和27年法律第180号)第48条の14第2項に規定する 自転車専用道路において、タンデム車に、その乗車装置に応じた人員までを乗車させるとき。
    4. 三輪の自転車(2以上の幼児用座席を設けているものを除く。)に、その乗車装置に応じた人員までを乗車させるとき。

    出典 タンデム自転車 – Wikipedia

ということは成人2人が幼児2人を乗せる…というのは、自転車専用道以外の場合はなかなか難しいかもしれません。上のWikipediaのまとめを読む限り、このRibble Fandemを公道でも乗れそうな県、自転車専用道なら乗れそうな県はいくつか発見しましたが、なかなかややこしいですね。

本当にタンデム自転車に乗りたい方は、輪行したりクルマで運搬して遠方で乗る機会も多くないでしょうから、自分が乗ることになりそうな自治体の法令だけ調べたほうが無難です。私が知っている範囲だと軽井沢がある長野県では2人乗りのタンデム自転車は一般公道を走れますが、東京では一般公道を走ることができません。

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