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シューズ製品レビュー

Salomon X Ultra 3 Wide Mid Gore-Tex 登山初心者のサイクリストでも安心して岩場を下れるトレッキングシューズ

5.0

筆者はサイクリングと林道トレッキングや低山ハイキングを組み合わせて楽しむ機会が増えてきました。アプローチはフラットペダルの自転車で、登山口からは同じシューズで山を楽しむ、というアクティビティです。以前サロモンのトレイルランニングシューズ・XA PRO 3Dを紹介しましたが、今回は少しだけハードな路面向けのX Ultra 3 Wide Mid Gore-Texのお話です。

Salomon X Ultra 3 Wide Mid Gore-Tex

最初にお断りしておくと、このX Ultra 3 Midはサイクリングには向きません。ライドが極端に不快になるわけではないですが、ミッドカフということもあり「アプローチまで短距離をやむなく乗る」場合なら可。フラペでの自転車も軽快に楽しみたい場合はトレランシューズのXA PRO 3Dのほうがオススメです。

岩場の下りでも絶大な安定感

このシューズでごろごろした大きい岩のある山を何度か訪れたのですが、登りでも下りでも安定感の高さには驚かされました。特に足首のホールド感は抜群で、登山頻度の多くない筆者でも上体のバランスに集中するだけで結構な岩場を歩いて行けました。安定した足場を探しながら踏むことは必須ですが、シューズに助けられている、という感覚が大きいです。

Salomon X Ultra 3 Wide Mid Gore-Tex

ちなみに下のような路面であればトレランシューズのXA PRO 3Dでも難なく歩けます。走っている人もいます(私は自然観察メインなのでたまにしか走りませんけど!)。

山の岩場

しかし下の写真のレベルで岩肌が露出している道だと、スキルのある方ならトレランシューズでも行けるのだろうと思いますが、山初心者の私の場合は要注意と感じました。こういう道で足首を痛めたら帰還が相当困難になります。

山の岩場

X Ultra 3 MidはXA PRO 3Dに比べてソール側のクッション性も高いので、落差のある岩場をテンポ良く下って行く時でも衝撃が少ないので結果的に疲労も減ります。

山の岩場

あとミッドカフだと、レースをきちんと結んでいればの話ですが、下りで落ちてくる小石や砂が入りにくいです(それでも完全には食い止められませんが)。転んでしまった時にくるぶしが保護されるのも大きいですね。

自転車機材にたとえるなら

このシューズを自転車機材にたとえるなら、大袈裟に言えばビンディングペダルの安心感、加えて低圧チューブレスタイヤの路面追従感と振動吸収性を想像させます。XA PRO 3Dが28mmグラベルタイヤならX Ultra 3は40mmという感じです。

トレランシューズのXA PRO 3Dの重量が実測で片側350g、このX Ultra 3 Wide Mid Gore-Texは399gです。ミッドカフと高いクッション性を追加して50gの違いに収まっているところに感心します。X Ultra 3は見た目に反して歩行時に重さも特に感じません。

ただし冒頭に書いたように、自転車を漕ぐのには向いていません。乗れないことはないですが気持ち良くはありません。「フラットペダルでのサイクリング+ハイキング」でライドのほうがメインであれば、トレランシューズやグラベル・MTBシューズを選択したほうが良いと思います(SPDクリートがあると今回紹介したような岩場では滑るかなとは思います)。

XA PRO 3DもこのX Ultra 3 Wide Mid Gore-Texも、今のところ満足感は非常に高いです。XA PRO 3Dはノーマルサイズで爪先がややタイトフィットですが、ワイド版を選んでみたX Ultra 3でもいつも通りのサイズ選択で幅広すぎることもありませんでした。

近場に山がある方はサイクリングも交えて活動のフィールドを増やしてみてはどうでしょうか。自転車とは全く違う筋肉を使うので楽しいですよ!

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著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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