【10/3まで】ウェア・シューズ・バッグ 10%OFFクーポン
製品レビュー

尾上製作所の「ミニかまど」でラーメン茹でて食ってみた【ミニチュア焚き火台・自転車でも運べる】

4.5

ブロンプトンに乗ってラーメンを茹でに行く、というライドを楽しんだのでその模様をご紹介します。なおブロンプトンについての言及は以下ゼロで、記事の焦点は「尾上製作所のミニかまど・iClimb アウトドアテーブル Mini・マルタイ棒ラーメン」になりますのでご了承下さい。

尾上製作所 ミニかまど

焚き火になんとなく興味のある方はお読みいただければ幸いです。焚き火ってちょっとハードル高いなー、と思われている方でも、焚き火が許可されているサイトさえ確保できれば、本記事で紹介する「ミニかまど」を使うと手軽に楽しめる…かもしれません。

ミニチュアの焚き火を楽しみたい

このライドに行くことになった直接のきっかけは、最近入手した「尾上製作所 ミニかまど」。内部パーツの組み換え次第で固形燃料も薪も使えるという面白い製品で、これでラーメンを茹でて食べてみることにしました。屋外での調理にはいつもガスバーナーを使っているのですが、自然な火・炎を見られるということでこの製品が気に入ったのです。

尾上製作所 ミニかまど

Amazonでは何故かLOGOSの「エコココロゴス ミニラウンドストーブ」というヤシガラ素材の炭(見た目は小さい練炭。直径7.5cm)と一緒に買う人が多いようなので、私もまずはそれで試してみることに。しかし「マッチやライターで着火すると1分で全体が着火状態に」や「1個で4枚のステーキが焼けます」などと紹介されているのに、全然火が付きません。

マッチでもライターでも全く火が付かないので(ちょっと風が強い日だったせいもあります)、財布の中に入っていたコンビニのレシートに火を付けて放り込んだらようやく全体が着火状態になりました。火口(燃えるきっかけになるもの)を用意したり確保するのは大事ですね。火を付ける・育てる、どちらもノウハウとスキルが必要な行為です。

尾上製作所 ミニかまど

しかし固形燃料ということもあり、またクッカーまでの距離が遠いせいもあるのか、500mlの水はなかなか沸騰しません(卵はコンビニで買った半熟ゆで卵。お湯が冷める前にちょっとだけ温めようと思って投入しましたが、早まりました)。気温25度以上でこれなので秋冬の高地では固形燃料だと厳しいですね。

尾上製作所 ミニかまど

これだけでは全然ダメなので、仕切り直し。近場で針葉樹の枯れ葉や枯れ木を採取して投入してみました。普通の小さめの固形燃料にも(別途ホルダーが付属します)、今回使ったようなミニ練炭のようなものにも、薪にも対応できるフレキシブルな製品ならではの使い方でしょうか(今回は薪モードで内部パーツを組んであります)。

尾上製作所 ミニかまど

乾いた枯れ木でようやく火の手が上がりました。正直、ラーメン一杯分のお湯を沸騰させるだけならバーナーを使えば3分程度で済みますが、もう20分くらい経過しています。固形燃料モードにして25gとか30gの小さい燃料を使ったほうが早かったかもしれません。

尾上製作所 ミニかまど

Amazonのカスタマーレビューでは、この製品は完全に「ロマン枠」であり燃焼効率は良くない、みたいなことが書かれていましたが、その通りですね。効率は良くない。しかしミニチュアの焚き火を楽しめます。効率優先ならジェットボイル。この製品はジェットボイルの対極かもしれません。

旅行に便利なマルタイ棒ラーメン

さてようやくラーメンを茹でても良さそうな温度になってきました。ゆで卵は半熟が好きなのですが、早めに入れてしまって失敗しました。しかしもはや取り出すこともできないため、諦めてマルタイの棒ラーメンを投入します。この日は「あっさり醤油味」。マルタイ棒ラーメンはカップラーメンや一般的な袋ラーメンに比べて体積が少ないので旅行では重宝します。

尾上製作所 ミニかまど

しかし火力があまり上がりません。ラーメンが生煮えになるのを回避すべく、竈門炭治郎になったつもりで追加の薪を拾ってきました(燃えやすいものを直感で探す)。薪、というより小枝なのですが、空気孔の位置や枝の配置を調整しながら火力を上げていきます。LOGOSのヤシガラ炭だけだったら、火力は全然足りなかったかもしれません。

尾上製作所 ミニかまど

ヘリノックスのグラウンドチェアにゆっくり腰掛けて火を眺めます。ガスバーナーの火は眺めていても別に面白くはないのですが、木が燃えて生まれる火は見ていてやはり寛げます。副交感神経優位の、リラックス系の気分。ラーメンが煮えようが煮えまいが、別にどうでもいい、失敗して美味しくなくなっても別に構わない、という心の余裕が生まれます。

尾上製作所 ミニかまど

最終的に火力は期待していたほどは上がらなかったのですが、マルタイ棒ラーメンはかなりおいしく作れました(通常の3分ではなく6分以上は煮込んだかも)。懸案だった卵も固茹でにならず、ギリ半熟だったので助かりました。まぁそれくらい火力が不足していたとも言えます。この「ミニかまど」での火力調整は使いながら覚えていく必要がありそうです。

尾上製作所 ミニかまど

マルタイの棒ラーメンはノンフライなので、脂質がとても少ないです。そのため卵と一緒に摂取すれば、グリコーゲンとタンパク質がこの場所に至るまでのライドで破壊された筋組織の修復活動に使用されるため、実質ゼロカロリーです。本来は刻みネギやチャーシュー、海苔も添えたいところですが、この日はあくまでテスト。シンプルな材料でいただきます。

尾上製作所 ミニかまど

ミニテーブル上のミニ焚き火台

ラーメンを茹でて食べた後は、残った水を無駄に沸かしつつ枯れ枝をあれこれ突っ込んで「ミニかまど」のポテンシャルをさらに確かめてみることにしました。

しかし「ミニ」とは言え、燃やしているのは小枝とは言え、これはもう立派な焚き火台です。「ミニかまど」は私がメインで使っているキャプテンスタッグの「チタン製マウントクッカー2」に収納できるので、今後はOD缶とストーブの代わりにこれと固形燃料の組み合わせにしても良さそうです(時間がたっぷりある時なら)。炊事と焚き火、両方楽しめそうです。

尾上製作所 ミニかまど

ところで今回ミニかまどを置いていたテーブルは、iClimb アウトドアテーブル Mini(レビュー記事)です。このテーブルは耐火性も優れていることがわかりました(地面と近いので草を痛めないよう注意する必要はあります)。使用直後は変色していましたが、水洗いしたらきれいになりました。紙系のテーブルだと今回のような使い方はできなかったと思います。

尾上製作所 ミニかまど

この「ミニかまど」は今後も自転車キャンプで使っていきたいと思います。クッカーやシェラカップを載せられるゴトクが付いたミニ焚き火台としてはなかなか楽しい製品ではないでしょうか。手早くご飯を作りたい時はバーナーのほうが良いですが、時間がたっぷりあるならこれで火を眺めながらのんびり作るのも良さそうですね。

注意点としては、パーツの縁がやや鋭利なので組み立て時や洗う時は手を切らないように気を付けて下さい。3時間くらい火を入れていても壊れていないので大丈夫そうですが、これである程度長期使用できたら評価は高いですね。現時点では4つ星は行けます(仮に壊れてもまた買いたいくらい気に入っています)。実測重量は付属ポーチ込みで301gでした(公称300g)。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

マスターをフォローする
CBN Blog
タイトルとURLをコピーしました