ライドの後の一杯がたまらない、というサイクリストも多いと思います。さて皆さん、どんな種類のお酒を愛飲されているのでしょうか。アンケートを実施してみたところ、774名の方にご回答をいただきました(ご参加ありがとうございます)!
お酒を嗜むサイクリストにお聞きします。好きなお酒の種類は?(あえて1つ)
— CBN (@cbnanashi) June 19, 2019
お酒を嗜むサイクリストにお聞きします。好きなお酒の種類は?(あえて1つ)
- ビール
- 日本酒
- ワイン
- 焼酎・サワー・ウィスキー他蒸溜系
結果を見ると不動の人気はやはりビール。欧米でも「ライド後にビール」というのは鉄板の組み合わせとなっています。サイクルパーツに栓抜き機能が付いてたりしますからね… 瓶ビール用の(日本では物議を醸しそうです)。
次に多いのが「焼酎・サワー・ウィスキー他蒸溜系」。3位が日本酒。4位がワインという結果になっています。
醸造酒・蒸留酒・混成酒という分類
ところでお酒は大きく「醸造酒・蒸留酒・混成酒」の3つに分類できます。醸造酒は原料をアルコール発酵させたもの。その醸造酒を蒸留させたものが蒸留酒です。
醸造酒にはビール、日本酒、ワインなどが含まれます。
蒸留酒にはウィスキー、ウォッカ、焼酎、泡盛等が含まれます。
ここで知っておきたいのは、糖質が多いのは醸造酒である、ということです。
蒸留酒の場合は果汁や甘味料等が入っていない場合、アルコールだけがカロリーとなります。
醸造酒や蒸留酒に果汁や糖が加えられたものは「混成酒」と呼ばれ、缶チューハイや梅酒、リモンチェッロ等のリキュールがこれに該当します。
体重を増やしたくない場合は蒸留酒がおすすめ
せっかくの楽しいライド後の宴なのですから、いちばん良いのは好きなお酒を飲むことです。メンタルの健康も大事だからです。
しかし体重の増加が気になる方や糖質制限をされている方の場合、ビールや日本酒、ワインをはじめとする醸造酒は糖質が多いので量に気をつけたほうが良いでしょう。
いちばん太らないのは焼酎や泡盛、ウィスキーのような蒸留酒です。アルコールにもカロリーがありますが、これは脂肪に転換されにくいタイプの不思議なカロリーです(「エンプティカロリー」として有名)。
生レモンサワーはいいぞ…
ちなみに私が愛飲しているのは「生レモンサワー」という飲み物です。蒸留酒である焼酎を炭酸水で割り、生のレモンを絞ったものです。居酒屋さんでお酒を飲む時は大体これを注文します。
レモンで疲労回復に良いとされるクエン酸(※クエン酸の効果については諸説あり、疲労回復効果を疑問視する論文もありますが)とビタミンCを採れるのもポイント高いです。
ただしお店によってはシロップとレモン果汁(濃縮還元)が入っている炭酸水で焼酎を割ったものを出してくることがあります。この場合は砂糖が入っているので、こういうお店ではあまり飲みません。
焼酎と混ぜもののない炭酸水、生レモンで構成される生レモンサワーの場合、レモン果汁自体の糖質はありますが、それ以外のカロリー源はアルコールのみです。
これはかなりヘルシーで、私の場合はむかしワインや日本酒を飲んでいた頃にくらべてはるかに体重が落ちました。
体質にもよると思いますが、私の場合は醸造酒だと体重が増えてしまいます。しかし寒い冬に鍋をつつきながら飲む熱燗などはやっぱりおいしいので、特別な機会にはもちろん楽しんで飲むことにしています。
だってふぐちりを食べているのにひれ酒を飲まないなんて、ちょっと寂しいじゃないですか! 飲みたい時は飲みましょうw
自宅で生レモンサワーは飲めるのか
自宅で生レモンサワー的なドリンクをつくるのもそれほど面倒ではありませんが、手間と言えば手間です。そこで私が自宅でかわりに飲むことが多いのはキリンの「本搾りチューハイ グレープフルーツ」です。
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えっそれレモンサワーじゃないだろう、という声が聞こえてきます。説明しましょう。
このキリンの「本搾りチューハイ」にはレモン味もあるのですが、なぜか私にはおいしくありません(人工的な味に感じてしまいます)。しかしグレープフルーツ味はすごくおいしいので好みです。原材料はウォッカ(焼酎ではない)とグレープフルーツ果汁のみ。他に何も入っていません(缶の表示を信じるなら)。
他にピンクグレープフルーツ味もあり、それもかなりおいしい(しかもノーマルのグレープフルーツ味よりもカロリーが低い)のですが、売っているお店はあまり多くありません。
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世の中にはいろんなレモンサワーや◯◯サワーや酎ハイが出回っていますが、残念ながら砂糖や人工甘味料などが加えられているものが大半で、糖類も糖質も多く、私は悪酔いしてしまいます。「氷結」や「ストロングゼロ」などは特に無理です。
キリンの本搾りチューハイシリーズは悪酔いしないところも気に入っています。
ただ入手性が悪く、近所のセブンイレブンやファミリーマートでは売っていません。一部のローソンとデイリーヤマザキで見かけますが、置いていないことのほうが多いので時々amazonでまとめ買いします。
お酒の量を減らしたい場合
もしお酒の量を減らしたい場合は、炭酸入りのノンアルコール飲料で少しづつ置き換えていく方法があります。
ノンアルコールビールでも炭酸水でも良いのですが、たとえば毎日ビールを2缶飲んでいる場合は1缶分をノンアルコール飲料に置き換えてみます。
炭酸の清涼感だけでもかなりリフレッシュできます。人によっては、自分がお酒を飲む理由は実はアルコールを欲しているからではなく、この清涼感を求めているからではないか、と思うこともあるようです。
お酒の量は減らしたいけれど、飲まないとサッパリした気分にならないんだよな… という方はライド後にまずノンアルコールビールや炭酸水を飲んでみると良いかもしれません。炭酸には心理的な疲労(ストレス)を軽減する効果もあるそうですよ。
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でも仲間と楽しく乾杯する時は好きなもの飲みましょう(笑)
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