いつか見たあの自転車用品(ゆめ)を
両手で抱きしめて
離さずあきらめずに
ポチり続けたいnadokazuです。
というわけで、今回の駄文はこちら!
COOSPOの新型電動ポンプ、その名もX1!!
サイコンやセンサー、モバイルバッテリー兼用のデイライトなど、高いコストパフォーマンスが魅力的な製品を多くラインナップしている自転車用品ブランド「COOSPO」。そんなCOOSPOさんから、新型の電動ポンプが発売されました。
COOSPO AP-X1。
同社としては2台目の電動ポンプ(たぶん)になりますが、型番の「X」が示すとおり既存のラインとは一線を画すモデルとして位置づけられた1台(推測)です。
無料で貰ったので、忖度します!
COOSPOさんと言えば、これまでにもGPSサイコンやセンサー各種を無償提供してくれた大恩のあるブランド。特にアームバンド式心拍センサーの「HW-9」は、個人的に最高評価を付けたいほど気に入っていて、タダでもらったのに自腹で予備を買っちゃうレベルで気に入っています。
▼ 参考記事

そんなCOOSPOさんから新型の電動ポンプ「COOSPO X1」を、無料でいただいてしまいました。ありがてぇ…ありがてぇ…。
そんなわけで、今回もいつものように勝手に忖度します!ネガがあっても目を逸らしつつ、偏った視点で好き放題書いて世界を汚染することをお許しください(土下座)。
レッドオーシャンに殴り込み!勝ち目はある!?
それはさておき自転車用の小型電動ポンプですが、ここ最近はもう完全に一般化しまくった印象があります(※個人の感想です)。Amazonで検索してみても、群雄割拠状態。先発ブランドからフォロワーまでが、しのぎを削るレッドオーシャンです。
そんな中に正面切って殴り込んでいく「COOSPO X1」ですが、ぶっちゃけ勝算あるんでしょうか?
「COOSPO X1」のスペックを見てみると
- USB-C
- 空気圧/バッテリー充電状況の液晶表示
- 設定空気圧での自動停止
- 小型
- 軽量
と、抑えるべきところはキッチリ抑えてあって、基本仕様は一切見劣りしない印象です。
そして、いろいろ書かれた説明の中で自分が注目したのは、電動ポンプには付きものだった「シリコンカバー」が不要である点。もらった英文資料をCHAT GPTに翻訳させたところ
「動作温度が大幅に低く、バッテリー寿命と空気充填効率が向上。やけどの心配もなく、より安全に使用できます。」
とのこと。
さらにCHAT GPTに翻訳させたCOOSPO公式サイトの記述によると、
「動的バランス技術」によって、空気充填時の振動・発熱・騒音・エネルギーロスを最小限に抑え、空気入れのスピードとバッテリー寿命を向上させている。
…だそうです。
電動ポンプ作動時の発熱から、指先を守ってくれるシリコンカバー。通常時は本体外装を保護する役割も兼ねてくれていると感じているので「別にあってもいい」とは思っています。ですが、余計なモノであることは確か。それがイラナイ、というのはやはり注目に値すると思うのです。
これはもしかして、もしかするのでは!?
箱から出して観察してみた。
取り出して手に取った第一印象は、
「ちっさくて軽っ!」
でした。小型軽量であることはスペック表を見て知っていましたが、特に軽さが印象的。パッケージに重量は128gと記載されていますが、計測結果もほぼ同等です。
筐体は全面がプラスチック系の素材で、金属製ではありません。高級感とか重厚感みたいなものは、あまり感じないというのが正直なところ。とはいえ、本体側面にロゴが浮き彫り加工(プリントじゃない!)されていたりして、予算をかけるところにはかけた!という印象はあります。
個人的にツボったのは、吸気部分の半透明パーツ。シースルーデザインですよ、シースルーデザイン!中のメカが見える!いつまでも少年の心を忘れない(幼稚な精神性のままでいる、という言い換え不可)男心を刺激します。
わたくしボンダイブルーの初代iMacを愛用していたので、こういうの大好物です!最高!!
付属品は延長ホース(米仏対応)と充電ケーブル、ボール用のニードルアタッチメントにマニュアルです。防水パウチは付属していませんが、まぁパウチ付きの袋なら100均で買えちゃうし本格的な防水対策がしたいならドライバッグをちゃんと買うべきでしょう。
充電端子はUSB-Cで、本体底面にあります。ここにゴムカバーとか付けてくれたら、雨天時の安心感がちょっとだけ増す気がするのですが。
パッケージの記載によると、本体サイズは72.6×53.8×30.3mm。愛用しているTOPEAKのツールケース「ケージパック XL」になら、余裕で収まります。
裸で収納することになるので、キズだらけになりそうなのがちょっと不安。こればっかりは、シリコンケース不要のデメリットになる部分かも。でもまぁポンプの外装にキズがつきまくったところで、使用上の影響は皆無ですから気にしなーい!
実際に使ってみた。
それでは、実際にタイヤにエアを充填してみましょう。タイヤサイズは25C、チューブはごくごく一般的なR-AIR…だった…はず…。
タイヤはアジリストで、側面に記載された最高空気圧は140PSI。なのでX1のほうは最大の120PSIにセットして、エア充填のスタートです。普通にやかましい動作音をかき鳴らしながら、スムーズに上がっていく空気圧計の数値。
そうそう、最初バルブの解放を思いっきり忘れてポンプを動作させちゃったのですが、速攻でエラーが出て充填が停止しました。フールプルーフがちゃんと機能していることを、自分自身のマヌケな行動で確認できています(涙)。
表示が90PSIを越えると、空気圧の上がり方がガクンと落ちます。特に100PSIから先が、ちょっと長いです。とはいえ待ちくたびれたりはしない時間で、120PSIでのエア充填が苦労レスで完了しました。やっぱり電動ポンプって、パンク修理のゲームチェンジャーですなぁ。
公式サイトのスペック表によると、25Cのタイヤに110PSIでエアを充填するのに約100秒。回数は3回までとなっていますが、パンク修理で3回もフル充填するケースでは手持ちのチューブの方が先に品切れになるでしょう。
充填速度も特別遅いとも感じないし、速いとも感じない。普通に「いい感じで使える」性能を持ったポンプです。
発熱はどんな感じ?
本体の部位によって、結構変わります。
ポンプの駆動機構がある上部 → 携帯カイロ程度には温かくなる(反射的に手を離す熱さとかでは全然ない)。
バッテリーがある下部 → ほんのり暖かいぐらい。
何度か120PSIまで充填を繰り返してみたところ、発熱を抑制しているのはもちろんですが「発生した熱の伝わり方が遅い」というのが印象的でした。実際のエア充填中は、上部下部とも「温かいなぁ」ぐらい。で、充填が終わってしばらく経つと徐々に温度が上がっていく…という感じです(すみません、ここは完全に個人の主観をもとにした感覚値になります)。
なのでエア充填時に素手で持っていても、もう全っ然平気。これなら確かに「シリコンカバーいらない!」というのも、思いっきり納得できます。
もちろん熱風が吹き出てくる本体上部の排気口や、バルブ付近などは避けて保持する必要ありですので、そこはお間違いなきよう(特にバルブ部分については、開梱時に絶対目に付くよう注意書きのシートが付いていました)。
ちっさなポンプを高速・高圧で動作させるという機構ですから、莫大な発熱は解決不可能な課題。シリコンケースとのお付き合いも永遠に継続…と思っていましたが、現実的な対策ができちゃうもんなんですねぇ。これが技術革新というやつか…それにしても進化のペース早いなオイ!
COOSPO X1に期待したいこと。
COOSPO X1、発熱はありますが特にバッテリーが格納されている本体下部は、やけどしそうなレベルには全然なりません。ポンプ部分で発生した熱が、伝わりにくい設計なのだろうな、と思わせます。
そこで個人的に期待しているのは、バッテリーの寿命に対する好影響。なにしろ高熱は、バッテリーの寿命を縮める大きな要因のひとつ。電動ポンプは強烈な発熱によって、そのキーデバイスとなるバッテリーの寿命を「動作させるたびに思いっきり縮める」という悲しい宿命を背負った機械だと言えます(なので、電動ポンプを日常的なエア充填で使用することには強く否定的です)。
その負荷を、大幅に減らすことに成功しているCOOSPO X1。バッテリーにまで思いっきり熱が伝わりまくるポンプと寿命の比較テストとかしたら、結構な差が付くのではないでしょうか。知らんけど。
電動ポンプでありがちな「やらかし」に、備えるべし!
電動ポンプでいちばんありそうな失敗は、「充電忘れによるバッテリー切れ」ではないでしょうか。「バッグの中に電動ポンプを入れっぱなしにして、いつの間にか自然放電で残量わずか!」とか、ズボラなタイプのサイクリストだと普通にやりがちです。まぁ実際のところ本当にバッテリー切れをやらかすのは、よっぽどの抜け作に限られそうですが(嘲笑)。
ところで、いま使ってる電動ポンプを最後に充電したのいつだっけ…?
よっぽどの抜け作って…もしかして…自分…?
ブーメランが後頭部に深々と刺さって涙目になったところで、救世主になってくれそうなのがCOOSPOのデイライト兼モバイルバッテリー「BLC100」です。
▼ 参考記事


5000mAhと結構な大容量なので、もしかして…!と思って試してみたら、普通にX1を充電できました(COOSPOさんにも、充電OKであることを確認済み)。
充電中にX1は動作しないので充電完了まで待つ必要はありますが、「どうにもならない、詰み!」という事態だけは確実に回避可能です。
サイコンの下にコバンザメさせるデイライトは、持っていくことを忘れる確率がサイコンを忘れる確率と同等に低下します。万一の保険としてかなり役に立ってくれて、自分みたいな抜け作には電動ポンプに不可欠なハッピーセット。合わせ使いを、オススメせざるを得ません。
まとめ
「性能はそこそこだけど、コスパ最強レベル!しかも、わかりやすい安っぽさがない!」
という、性能とコスパと質感をハイレベルでバランスさせている、いつものCOOSPO製品…かと思っていたらCOOSPO X1は電動ポンプのクランバトルに、ガチで出撃していくスペックと使い心地でした。
並み居る電動ポンプの中でも、かなり上位の性能・商品性を持っているのではないでしょうか。
重箱の隅を突いてネガを探すと、「空気圧表示の単位がPSIだけ」という点がありました。ですが手持ちのタイヤはだいたいPSIをはじめ複数の単位が併記されているし、換算表なんかどこにだって転がっています。これで困るケースって、特に無いのでは?
これからの季節、炎天下でパンク修理する羽目になったとき(想像するだけでウンザリだYO…)は、少しでも発熱が少ないポンプの方がいいのは間違いありません。
そんなわけで「COOSPO X1」は初めての電動ポンプにも、液晶なしのモデルを使っている方のアップグレードにもオススメできます。長く使えそうだし!
このスペックでこの価格!? これがメーカーの本気か…。
少し前にAmazonでも販売が開始されたのですが、腰を抜かしたのが本機の価格設定。延長ホースまで付属してるのに、1万999円(税込)!しかも執筆時点だと、3,000円のクーポンが適用されていて7,999円(税込)です。おいまじか…。
このスペックで、このプライス。定価ベースでもかなり戦略的な価格設定だと感じたのですが、それを3,000円オフってふつうに「破格」とか「超特価」というやつでは?? もうイミワカンナイんですけど??
それだけではありません!
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こうなります!!
はやくしろっ!!!!
間にあわなく
なっても
知らんぞーーーーー!!!!