製品レビュー

iClimbの「アウトドア テーブル MINI」を2年使ってみて… 今では自転車旅に欠かせないアイテムになった

4.5
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自転車ツーリング・バイクパッキング・キャンプ関連用品の話題です。下の写真でガス缶を載せているのは「iClimb アウトドア テーブル MINI」という製品で、かれこれ使用2年を過ぎました。これはすご〜く気に入っているので、あらためてご紹介したいと思いました。

iClimb アウトドア テーブル MINI

使いはじめは「うん、まぁ普通に便利だよね」くらいの感想だったのですが、これを持ってこなかった自転車旅では「しまった〜!」と後悔したことが何度かあり、現在の私にとっては「ないと困る一軍アイテム」に昇格しています。これからも2泊以上の旅なら絶対に持っていきます。

マルチな使い方ができる

iClimbのこのテーブルのどこがどう便利なのか、見ていきましょう。とにかく万能なのです。安定しない地面や岩場でお湯を沸かす時など、この上にクッカーを置くと安定する、というのがまずひとつ。できあがった料理や飲み物、お菓子を置いておくテーブルになるというのがひとつ。

iClimb アウトドア テーブル MINI

さらに「オーガナイザー」としても役立つ、というのがひとつ。歯ブラシ・フロス・ナイフ・カトラリー・スティックコーヒー・筆記具等々、細々としたものを置いています。四辺の縁が盛り上がってストッパーになっているので、箸なども転がって落ちることが少ないんです(これは他社製の軽量・ULアウトドアテーブルではあまり見かけない特徴です。大体は平べったい板)。

iClimb アウトドア テーブル MINI

こうやってよく使う小物を置いておくと視認性が良く、目当てのものをすぐ取れます。さらに突然雨が降ってきた時とか、キャンプ場で洗い物をするために炊事舎に行く時とか、このままさっと移動させられます。つまりトレイ、お盆にもなるのです。

さらにまな板を忘れた時は、きれいに拭けば野菜などならなんとかカットできます(あまりおすすめはしませんが、ぶつ切り程度ならなんとか可能)。

iClimb アウトドア テーブル MINI

夜中にテントの空きスペースや前庭に置いておくと、こういった細々としたものを入れておくポーチよりも便利なのです。眼鏡、サングラス、時計、車体から取り外したサイコンやライトなども置いておけます。私は自転車旅には持っていかなくなりましたが、スマホを置いておくのにも絶対良いでしょう。モバイルバッテリーで充電しておいたり。

iClimb アウトドア テーブル MINI

私にとっては、下の記事で紹介した自宅にある「コンソールテーブル」のような役割も持っているのかもしれません。

起きたら10分で出発できるようにするための「ライド用品コーナー」を部屋の一角につくる 【サイクリスト向けコンソールテーブルのすすめ】
毎年冬になると、海外掲示板では「朝、寒くてライドに出るのが辛い。布団の中でぐずぐずしているうちに、せっかくの晴天なのにお昼になってしまった。起きたらすぐに出かけられるようになるための秘策は何かないだろうか…」という相談投稿が増えてきます。 ...

さらに! このテーブルの上にスパッタシートを敷いて、円筒形の小さいネイチャーストーブを載せると地面の芝を痛めることなく焚き火を楽しめます(ストーブと地面の距離は近いけれど、小さい火なら大丈夫)。

▼ こういうものを載せて使うこともできます

というわけで、このiClimbのテーブルは私にとって「あったら便利(nice to have)」を超えた、旅のエッセンシャル・アイテム(must have)になっています。

テントまわりでの生活がより快適になる

まとめると、

  • クッカーを安定させる台として
  • 料理を載せておくテーブルとして
  • カトラリーやトイレタリーやペンなどの小物の置き場として
  • 簡易なまな板として
  • 小さい焚き火台を載せる台として
  • いろんな小物を一度に移動させるトイレとして
  • 地面に直置きすると結露しそうなものを載せておく台として

等々の役割をもたせられるのです。

このテーブルを忘れると、雨天の時にテント内でラーメンやコーヒーを作った時に(火はちゃんと換気をして扱っています)、「やべっ、このラーメンどこ置こう…(地面は濡れて土がドロドロ)」と困ったり、スティックコーヒーが欲しい時にインナーテント内の食料袋から毎回ゴソゴソと探す手間が増えたりします。

iClimbのこのテーブルがあると、そういうストレスが減ります。付属のポーチ込みで実測334gありますが、他社製のより軽量なテーブルに比べて機能面で圧勝です。金属製なので洗いやすいし、火にも強い。穴は軽量化に貢献しているだけでなく水抜きにもなっている。よく考えられています。

調理器具、という括りで見ると、現在の私にとって次のアイテムが「エッセンシャル・セット」です。これでいろんな料理や飲み物を作れます(これからまた進化していくかもしれないですが)。

  • iClimbのこのテーブル
  • ストーブ(バーナー)とガス缶
  • アルミの軽量フライパン
  • チタンマグ
  • カトラリー(箸・スプーン)
  • 何らかのナイフ

▼ いまセール中でお買い得。個人的にはかなりおすすめ。Amazonのレビューを見ても評価高いな、と思います。

でもまな板は薄くて小さいものでも良いので、専用品を別途携行したほうが良いです。肉・魚などはやはりこれがないと難しいです。2泊以上で自炊もする時はこのまな板もマストアイテムです。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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