CXWXCのハンドルカバー(フラットバー)についてのミニ記事です。2022年の12月頃から使いはじめ、今年で4シーズン目を迎えます。過去にブロンプトンやDahon K3に装着した時の記事を書いているので、ご興味のある方はそちらも是非ご覧下さい(写真の下にリンクがあります)。


Tern Crest(2025年購入)のハイライズなBMXテイストのハンドルでも、CXWXCのこのハンドルカバーは問題なく装着できました。装着自体はブロンプトンやDahon K3よりも楽なくらいです(ジッパーを引き上げやすい)。
防寒性能についての印象はこれまでと変わるところはなく、同社製のドロップハンドル用と比べると絶対的な保温性能ではやや劣るものの、手が寒いとは全く感じないレベルをキープできると感じます。「走るコタツ」とまでは行かないものの「走る暖房の効いた居間」くらいにはなる、という感じです。気温0度付近でも超薄手のグローブを併用すれば手が寒さで痛むことはありません。
ドロップハンドル用と比べるとこの末端側に生まれる隙間がやや大きい。そのため温かい空気が比較的逃げてしまうのだろうと思いますが、実用上はやはり問題ないと感じます(ドロップハンドル用の保温性能がすごすぎるという言い方のほうが正しい)。電熱線入りバージョンも存在しますが、気温-5〜10℃で長時間フードデリバリーをするといったケースでない限りオーバーキルかも。
Tern Crestのハイライズ・ハンドルとの相性は非常に良く、手を入れてもタイトすぎず、変速やブレーキング操作への支障は皆無。不快感は全くないですね。ただし純正のベルは完全にミュートされてしまうので、そこは注意が必要です。
この日はベルの代替として東京ベルの「鈴丸」という面白い製品を試用していました(後日レビュー予定)。ステムの左側に見えている球体がそれです(可愛くてすごくお気に入り)。
この日は林道ポタリング中にこれらの写真を撮影したのですが、ちょうどその頃から雪がチラチラ降りはじめ、やがてシンシン・ドカドカレベルの本格的な雪になりました。ハンドルカバーには湿った重い雪が大量に積もり、道中で何度かカバーを「雪かき」したほどでしたが、その程度では浸水も皆無でした(むしろ「雪かき」などせず放置しておいたほうが良かったかも)。Millet Typhon 50000 防水ストレッチジャケット(紹介記事)も着ていたので、寒さとは無縁でした。
冬のあいだだけ使用して残りの季節はクローゼットで眠らせているせいもありますが、4シーズン目になった今年も状態は非常に良く、10年は使えそうだなという感じがします。











