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ライト関連心拍計製品レビュー

iGPSPORTのスマートライト「VS1800S」「TL50」!ライトとサイコンを丸ごとiGPSPORTで揃えると、新しい扉が開くかも!

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響け確かな衝動買い
鳴り止まぬように

未来と過去が交差するnadokazuです。

というわけで、本日の駄文はこちら!

iGPSPORTさんに全力で尻尾を振ってピンチ!

横浜の狭小集合住宅に、iGPSPORTさんから宅配便が届きました。

箱を開けると、その中には

フロントライト「VS1800S」
テールライト「TL50」「ET6」
心拍センサー「HR70」
スピードセンサー「SPD70」
サドル用ブラケット「M30」

が、ぎっちりと詰め込まれているじゃありませんか!

これだけの機材があれば、ライトにセンサー、そしてサイコンまでの一式をiGPSPORT製品にできてしまいます。つまり「奴隷契約書にサインして魂を売り渡せ!この底辺野郎!!」と言われた、ということです(言われてない)。

わかりました!魂、売ります!!

以上の経緯により本稿ではiGPSPORTさんの忠実な駄犬として、全力で忖度しながら好きなことを好きなように書いていこうと思います!キャウーン!

サイコンとつながってピンチ!

今回、iGPSPORTさんからご提供いただいた

フロントライト「VS1800S」
テールライト「TL50」
テールライト「ET6」

そして自腹で購入している

リアビューレーダー「SR mini」

の各モデルは「スマートライト」と銘打たれていて、Bluetoothによるスマホ/サイコン(対応モデル)との通信機能を持っています。

さすが令和の高機能サイコン&ライト!とは確かに思うのですが、いまどきの機械さんなら、その程度は普通じゃね?と感じてしまうのも正直なところ。

だったのですが!

実際に使ってみると、「スマートライト」の呼称にふさわしい機能性を持っていました。素人の想像を軽々と超えるその破壊力は、ライトとサイコン、ついでにセンサー類までiGPSPORT製品で揃えてしまおう!と思わせるのに十分以上(※個人の感想です)。

わたくし、iGPSPORTのライトを舐めておりました。いやマジで。

▼ 参考記事:iGPSPORT BiNavi vs iGS800!iGPSPORT製GPSサイクルコンピュータの頂点はどっちだ?

iGPSPORT BiNavi vs iGS800!iGPSPORT製GPSサイクルコンピュータの頂点はどっちだ?
扉の前に立ってたのは… お前だったんじゃねーか。 …nadokazu。 物欲のままにポチると クレジットカードの請求額が やべーことになるのかよ…。 (青峰の画像) というわけで、本日の駄文はこちら! BiNaviを認めたくない!その理由と...

サイコンでもステータスが確認できてピンチ!

iGPSPORTのスマートライトは、対応するサイコンと接続すると各種ステータスの確認やモード変更・設定をサイコンの画面から行うことができます。

「今までスマホアプリでできたことが、サイコンでも可能になった」

それだけではあるのですが、実際に使ってみると実走時の利便性が思いっきり跳ね上がった!と、感じられました。

たとえば、自分はTL50をヘルメットライトとしても使っています。点灯/点滅/消灯しているかの確認だけでなく、明るさや発光モードの変更などもヘルメットを被ったままサイコンの画面をタッチするだけでOK。

いままで使ってた製品では「ヘルメットライトのスイッチ入ってたっけ…?」とか「バッテリー切れになってない…よね?」とか「点灯モードちゃんと切り替わってる?」といった確認を、ヘルメットを脱ぐかスマホを取り出してアプリを起動する手間をかけないと行うことができませんでした。

でも、この機能があれば、いちいちヘルメットを脱いだりスマホを取り出す必要がなくなるのです。ありがてぇ…。

そりゃあリア充サイクリストの皆様であれば、友達に後ろ姿を見てもらうだけの話。なに興奮してんのコイツ?という感じでしょう。ごもっともです。ですが、覚えておいてください。後ろ姿を見てくれる友達がいない、常にぼっちのサイクリストだって、いるさっ!ここに、ひとりなっ!!(涙)

テールライトでそれができる、ということは当然フロントライトでも可能。エクステンダー経由で接続している場合など、ライトが手の届きにくい位置にあっても無理な体勢をとらずに操作ができちゃいます。

自分はルートワークスのフロントバッグ(最高!)への装着がデフォルトなので、今まではハンドル越しに手を伸ばしてスイッチを操作していました。また点灯状態の確認は、ライトに手を当てて光り方を見るしかありません。

けれどiGPSPORTのスマートライト+対応サイコンなら、サイコンの画面を下にスワイプしてあとはタッチ操作であらゆる設定変更やステータスの確認が可能。ただし走行中にサイコンをチラ見しつつ操作するのはリスキーなので、面倒くさがらずに停車しての操作を推奨です。…と、ここまで考えた後で

「そもそも走行中にライトのスイッチ操作を行う必要がないのでは?」

と、思い至りました。なぜなら…

環境光センサーに連動してピンチ!

フロントライトの操作で、いちばん焦るのは「下り坂で不意に出くわしたトンネルに進入する」というシーンではないでしょうか。

減速操作をしながら電源ボタンを長押ししてライトの点灯を待つ時間は、一瞬がもう無限の長さに思えてしまいます。そもそもブレーキ中に片手をハンドルから離すなんて、操縦安定性を低下させるだけの行為です。これで雨が降っていようものなら、コントロールを失いかけるかも…?想像するだけでも恐ろしくて、震えと涙が止まりません。

VS1800Sはライト本体に環境光センサーを内蔵していて、周囲の明るさに応じて自動的に点灯/消灯する機能を持っています。設定画面の「スマートライトセンサー」をオンにするだけで、特別な操作は不要。

実走で試してみましたが、点灯する明るさの閾値の設定が絶妙!日没前やトンネルなど「明らかに暗くなった」という場所はもちろん、「暗めのガード下に入った」程度でしっかり点灯してくれます。

だからといって、「木陰に入った」ぐらいの明暗差では反応しません。めったやたらと点灯する印象は一切なく、光ってほしいところだけで光ります。

暗くなる→センサーが検知する→点灯 という手順を踏むので若干のタイムラグはありますが、電源ボタン長押しで手動操作するよりも圧倒的にスピーディ(※不器用マン基準)。しかもハンドルから手を離す必要がないので、操縦性の低下はゼロ。片手運転でスイッチ操作するのとは、桁違いの安全性を確保できていると言えるでしょう。

安全性を高めるためには、ライトを点灯した方がいいのはわかっている。けれど手動でいちいちスイッチを入れるほどでもない。そんな場所でもライトをキッチリ点灯させることで、走行の安全性は高まる方向に振れるだけ。ネガ要素が、どこにもありません。

200kmブルベ(AJ近畿様主宰「BRM1207守口200 のぼらないブルベ」)でも使ってみましたが夜明け前のスタート後、日の出からしばらくすると消灯していました。

そして陽が出ている間は、アンダーパスやガード下などでだけキッチリ点灯。日没のタイミングを迎えると、ある程度暗くなったところで再び点灯してくれています。

「実用的な機能として、完成度は十分なレベルにある」

忖度抜きに、そう思えました。

環境光センサーによるライト発光の自動制御、メチャ便利です。そういえばクルマもオートライトになってから、点灯/消灯の操作をしなくなりました。コレと同じことが、自転車でも実現!なんという未来ズラ〜。

※フロントライトが「VS1800S」と「VS1200S」「VS800S」、サイクルコンピューターが「BiNavi」「iGS800」の組み合わせだと、ライトとサイコンの環境光センサーを使った「ダブルインテリジェント光制御」に対応するらしいです。が、ライト単体制御との実用上の差異、わたくし正直わかっておりません!

電源オフが連動してピンチ!

「サイクリングから家に戻ったとき」のことを、思い返してみてください。

ペダルを回し続けてヘロヘロになった身体は汚れと汗の臭いにまみれ、エネルギーと水分が枯渇しきっています。一刻も早く風呂に入ってコーラと高カロリー食を欲望のままに飲食したい!という、長時間残業中の営業事務(21)のような空腹バーサーカー状態です。

服なんて着てられるか!という極限の心理状況なのに、サイコンのみならずフロントライト、テールライト、リアビューレーダーといった機器の電源をいちいち落とす。これって、実は結構ストレスフルな操作ではないでしょうか。いままで手間だと思ったことは1度もありませんが、なんだか気になり出すと気になって気になって仕方ありません。

ですが、ご安心ください!

「たくさんあるオプション装備の電源を落とすストレス」を、iGPSPORTさんが激減させてくれました。サイコンとライトをペアリングさせておくと、サイコンの電源操作と連動して自動でオフになってくれるのです(※対応製品のみ)。

ピロリロリ〜!と鳴り響く、サイコンのシャットダウン音。しばらくするとフロントライト、続いてテールライトが次々と消灯していきます。頭ではわかっていましたが、実際に目の前で複数のライトが消灯していくのを見ると「凄っっっご!!」という感情が何度でも湧き上がります。

これは、思っていた以上のインパクト。間違いなく、新体験です!

電源オンも連動してピンチ!

サイコン、リアビューレーダー、テールライトに腕バンドの心拍センサーなどなど。自転車で出かけるときは、装着した電子機器の数だけスイッチ操作の回数も増えています。これを「面倒」と感じられる方は多くいらっしゃると思うのですが、自分は逆です。

だって「スタートする前に、装備した機器に次々と火を入れていく」という行為って、もう少年の心を忘れない大人が本能から揺さぶられる最高の起動プロセスじゃないですか?

サイコン、レーダー、テールライトと順に機材の電源を入れていると、脳内のイマジナリーコクピットでは並んだトグルスイッチをパチパチ入れていく映像とピアノのイントロ。そしてMain Trans Engineを起動する、英語のナレーションが流れ始めます。Permission to Sortie!

スタート前に限って言うと、大量のスイッチ操作も「手間」なんかでは決してない。むしろご褒美です!!

なので「iGPSPORTの製品は、サイコンに連動してライトの電源もオンにする機能がある」と知っても心は動きませんでした。電源オフの連動は大歓迎ですが、こっちは正直微妙。だって、せっかくのお楽しみが減ってしまうじゃないですか!

そんな厄介な老害以外のナニモノでもない面倒な感情を拗らせていたのですが、実際にサイコンの電源オンと共にライトが自動起動していくところを見て手のひらを瞬時に反転させました。

BiNaviの電源を入れると、センサーとの接続音とともに待機状態だったフロントライトのVS1800Sがスタンバイ状態となり、消灯していたインジケーターがグリーンに点灯します(設定/環境によってはライトが点灯)。続いてセンサーの接続音とともに、こんどはテールライトのTL50が設定/環境に応じて点灯/点滅を開始。

BiNaviの画面をタッチして「バイクライトスマート接続」の設定画面を表示させると、そこにはペアリングが完了した機器のステータスが並びます。ここまで、BiNavi以外には完全ノータッチですよ!?

「スイッチを入れるとスタンバイ状態だった機器が次々と自動起動していく」

こんなの、心の中の少年が瞳を輝かせる激アツなシチュエーションそのものじゃないですか!特にTL50の起動は、円形に配置されたLEDが順々に点灯していく演出がされているので気分は爆上がり。サイコンの電源オンオフを、無限に繰り返したくなります。

なにこれ、最っ高かよ!!

サイコンに接続できるのが、2台まででピンチ!

あれこれいじくりまわした結果「VS1800S」「TL50」「SR mini」の3台を、BiNaviに同時接続することはできない。つまり「接続可能なスマートライトは、2台に留まる」ということに、ようやく気づきました。どうやら仕様上、やむを得ない挙動みたいです。おそらくサイコン側のBluetooth接続可能台数に起因する制限事項っぽいので、ファームウェア更新でも対応できないんじゃないかなー。

いまの自分の環境だと、VS1800SとTL50がBiNaviに接続された状態でSR miniを起動したらVS1800Sとの接続がかなりの確率で切断されます。ライトの設定画面であらかじめSR miniの「使用」をdisableにしていて切断されちゃうこともあったので、いまのところ回避方法なし!ファームアップ待ちです。

じゃあ、SR miniを接続するとVS1800Sはスマートライトとしての全機能が使えなくなっちゃうの?というと、そういうわけでもなさそう。

サイコンとの接続が切れても、VS1800S本体に搭載された環境光センサーで自動点灯/消灯はしっかり機能してくれます。走行中にライトのスイッチ操作不要!という機能性は、きっちりキープできている状態です。何らかの設定変更が必要でも、スマホアプリからは操作できるので困るシーンはそうないはず。

電源オフがサイコンと連動しなくなるのは残念ポイントになっちゃいますが、ダメージはミニマムに留まってくれるでしょう。実際、200kmブルベを走ったときも「サイコンに連動してVS1800SとTL50が自動起動→そのあとSR miniの電源を入れたらVS1800Sとサイコンとの接続が切断される」という状態でしたが、自動点灯/消灯を機能させながらVS1800Sの電源スイッチにはノータッチでゴールまで走行できています。

iGPSPORTの愉快な仲間たちが勢揃いしてピンチ!

スマートフロントライト「VS1800S」

ハイビーム1灯+ロービーム2灯、計3灯のLEDを備えるフロントライト。最大1,800ルーメンという暴力的な明るさを誇る、iGPSPORTスマートライトのフラッグシップモデルです。

内蔵しているバッテリーは、実に6,700mAh。「モバイルバッテリーかよ!」と、思わずツッコミを入れたくなる大容量ですが、実際にVS1800SはPSE認証を取得済み。モバイルバッテリーとしても、普通に使えてしまいます。

そのうえ環境光センサーに加えて、加速度センサーを搭載。自転車が動いていないときに自動でスリープさせたり、車速に応じて輝度を変化させるといった未来機能も備えています。スマホ/サイコンとの連携機能を抜きにしても、かなり贅沢な仕様のライトだと言えるでしょう。

本体にアタッチメントは固定されておらず、自在に脱着可能な硬質ゴム製(?)のホルダーによる装着方式を採用。マウントはGarmin互換形式で、脱着には本体の90度回転が必要になります。ルートワークスのハンドルバーバッグ愛用者である自分の場合、ライトを回転させるスペースが確保できなさそう…。

と、不安になったのですが本体に固定されたアタッチメントがない分、サードパーティ製のホルダーが選び放題。スライド式アタッチメントへの換装は、「楽勝!」のひとことでした。アタッチメントが本体に固定されている既存製品よりも、むしろアタッチメント選定の自由度が高くなっているのでは?

いくら容量6,700mAhのバッテリーとはいえ、1,800ルーメンで光るハイビーム・高輝度の設定だと公称稼働時間は3時間しかありません。ロービーム・低輝度のモードだと明るさは300ルーメンに留まりますが、公称稼働時間は11時間。そしてロービーム・中輝度では450ルーメンで6.5時間。「夜明け前の出発で、日没後しばらくしてからゴール」ぐらいのサイクリングなら、ロービーム・中輝度でも稼働時間の心配はなさそう。でかくて重い(110×44×29mm/194g)ライトですが、これ1本であらゆるシチュエーションに対応できちゃいますね。

敢えてネガを挙げるなら「バッテリーがカートリッジ式ではない」という点でしょうか。予備のバッテリーパックを携行して万一に備えることができないので、「バッテリーが切れても予備がある」という絶対的な安心感を求めると本機は検討から外れます。

とはいえ自分の個人的な経験だと、今まで散々走ってきて予備バッテリーが役に立ったことって無いんですよね。

  • 日没後スタートでオーバーナイト走行
  • 充電できない状況で複数日にまたがる旅

みたいなサイクリングをしない限り、さすがに容量不足を感じることは少ないかと。

カートリッジ式でないことに起因する、実用上の懸念はほぼ皆無。であれば自動点灯/消灯やサイコン連動などの絶大な利便性を享受する方が、間違いなくハッピーになれると考えます。

スマートテールライト「TL50」

センターに1個と周囲に10個、合計11個のLEDを搭載したテールライト。40mm×40mmのラウンドしたスクエア形状で、公称重量は23gです。若干の厚みを感じる(本体奥行き18mm)ものの、十分に軽量コンパクトなボディだと思えます。ヘルメットライトとして使っても、重さや大きさは気になっていません。

Garmin互換マウントを採用していて、脱着は非常に簡単。ひとつのライトを、複数の自転車やヘルメットで使い回すことだって楽勝でした。

充電端子はもちろんUSB-Cで、高速充電に対応。充電ケーブルのほか、サドルレールに取り付けるブラケットが付属しています。

スマートフォンアプリからの各種設定、サイコン(対応モデル)との連動による電源の自動オンオフ、周囲の光量に応じた自動点灯/消灯、内蔵の加速度センサーで停車/発車による自動スリープ/自動起動などなど、コンパクトなボディにスマートライトとしての充実した機能が詰めこまれた1台です。

個人的に注目したのが、輝度を1%刻みという細かさでカスタマイズできること。たとえばヘルメットライトとしてサブで使うときは、デフォルトの「低輝度(常時点灯で公称最大12時間稼働)」よりも明るさを抑えて稼働時間を延ばす!みたいな運用が可能です。

11個のLEDのうち、センターの1個だけは目を突き刺してくる系の光軸ですが、周囲の10個は割と光を拡散させている印象です。最大輝度にしても、センター以外は直視しても目が眩むことはないでしょう。既存モデルのTL30のようにセンターのLEDと周囲のLEDの輝度を別々に調整できれば、「後続の方が眩しくないテールライト」としても激推しできるのでファームアップに期待したいところ。

膝を打ったのが、停車を検知して自動的に高輝度点滅に切り替わるハザード点滅機能。なるほど、この発想はなかった!と感心したのですが、アプリのどこにも設定項目が見当たりません。メニューの設定項目をひとつずつ突き合わせて、ようやく理解しました。コレです。

「りんていしにじゅうフラッシュ」

んなモンわかるかーい!!!

心拍センサー「HR70」

腕に装着する、光学式の計測による心拍センサー。わたくし、腕バンド式の心拍センサーを本機含めて7モデル(増えました)所有する、腕バンド式心拍センサーソムリエ(\自称!/)です。そのわたくしの目をもってしても、HR70は忖度抜きに「実によくできた腕バンド式心拍センサーですわ!」と断言できます。

(1)バンドの材質がいい感じ
肌触りは良好で、安っぽさはありません。ブルーのストライプが入っていて、見た目も悪くないです。
(2)電源スイッチが本体横にあって、しかもサイズが大きい。
本体をつまむようにして押せるので、スイッチ操作がしやすいです。しかもボタンのサイズが大きめなので、服のうえからも容易に探り当てられます。
(3)若干ラウンドした本体形状で、より腕にフィットする。
若干本体サイズが大きめかな?とも思いますが、自転車に乗っていて気になるレベルではありませんでした。それよりも、フィット感を高められる形状になっていることの方が素晴らしいです。

腕バンド式心拍センサーソムリエたる私を唸らせるのに、申し分ないHR70の仕様。個人的最高の心拍センサー選定論争に、非常に大きな一石が投じられました。無償提供を受けたことによる好感度バイアスがある前提ですが、トップか次点に間違いなく食い込みます。

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スピードセンサー「SPD70」

ハブにバンドで巻き付ける装着方式を採用した、単機能スピードセンサー。BluetoothとANT+の両通信方式に対応しています。SPD70の仕様的な特徴は、本体の厚み。7.7mmで手持ちの他のブランドのスピードセンサーと比べて、1mm以下ではありますが明らかに薄いです。

その薄さを実現している要素のひとつは、採用しているボタン電池。他のスピードセンサーの多くが一般的なボタン電池であるCR2032を採用しているのに対して、SPD70はより薄型のCR2025が採用されています。

「予備に持ち運ぶボタン電池が2種類になる」というのは手間ですが、スピードセンサーの電池交換なんて滅多に機会はありません。1gの差にこだわる自転車乗りなら、1mmの差にだって当然こだわりますよね!?

検品体制が整っていてピンチ!

いつからでしょうか、iGPSPORT製品のパッケージ内には検品の合格証が入るようになりました。たかが紙切れ一枚ではありますが、「検品をクリアした製品のみ出荷」という品質に対する一定の担保になっています。

失礼を承知で申し上げると、現場で実際にどうチェック体制が運用されているのか我々はうかがい知ることができません。ですが、こうした検品の合格証を同封して出荷する体制を整える、つまり「品質管理に対する意思がちゃんとある」というのは、ユーザーとしては嬉しいことだとしか思えません。

フルームの起用による「箔付け」や、こうした信頼獲得の地道な積み重ね。一朝一夕では実現し得ないブランドの構築に正面から取り組んでいる姿勢は、素直に賞賛されていいと感じます。iGPSPORTさんには、ヤリ手のマーケ担当がいらっしゃいますね。

まとめ:ライトのスイッチ操作が、ほぼ不要になってピンチ!

というわけで、iGPSPORTのサイコンとライトを使うと

「サイコンからいろいろ操作できる」
「周囲の明るさに応じて自動で点灯/消灯する」
「サイコンの電源オンオフに連動する」

という機能の利便性を、思いっきり享受できるようになります。それはつまり

「スタートからゴールするまで、ライトのスイッチ操作を一切行わずに走行できちゃう」

ということ。

実際に200kmブルベに参加して、VS1800S/TL50のスイッチには一切触れずにゴールまで走り切れています。「これは使える機能だわ〜」という感情は、爆上がりする一方。

走り出してからゴールするまで、ライトのスイッチ操作をしないサイクリング。思っていた以上の新体験なので、この機能を使うためだけにライトとサイコンをiGPSPORT製品に丸ごと買い替える価値がある!と個人的には思えてしまいます。

ついでにセンサー類も、ぜんぶiGPSPORTで揃えちゃいましょう!!特にHR70は腕バンド式の心拍センサーとして、自信を持ってオススメできる仕上がりです。

あと、iGPSPORT製品でいろいろ揃えたときに見逃せないのが、

「ありとあらゆる手持ち機材のバッテリー残容量が、iGPSPORTのスマホアプリを起動するだけで確認できちゃう」

という点。

ファームウェアアップデートもアプリから行えるのでサイクリングに出かける前に、バッテリーの充電状況チェックと一緒にファームウェアバージョンのチェックまで完了できてしまいます。しかも、複数のアプリを起動させる手間なし!

わたくし、確信いたしました。iGPSPORTのスマートライトとサイコン、センサー製品群には、魂を売り払っても余裕でお釣りが来るだけの機能性・利便性が間違いなくあります!(※製品を無償提供してもらって魂を売った素人の感想です)。

そうそうVS1800SやTL50には停車を検知して、自動で消灯するスリープ機能があります。これも便利に使えそう…と思ったのですが、スリープからの復帰後に再接続がうまくいかないケースが割とあったので実戦投入ではオフにしていました。

あと個人的な願望としては、やっぱりSR miniもサイコン連動での電源オンに対応してもらいたいですね。ハードウェアの仕様上、難しいかもですが。

それとサイコンとの接続が可能な機器の数を思いっきり増やしてもらえると「手持ち機材一式をiGPSPORTで揃える」価値が爆上がりするはず。それこそ2台と言わず、フロントライト2灯、リアライト2灯、ヘルメットライトにリアビューレーダーの合計6台ぐらいを楽勝で接続できて、その全てをサイコン連動での電源オンオフ/コントロールを可能にして欲しいところです。フラッグシップサイコンの次期モデル、期待してます!

そして最後に面白テールライトのET6については、検証不十分なのと挙動に?な箇所があるので、ファームアップを待ってもう一度試しますね。

著者
などかず

美味しくご飯を食べることをモチベーションにペダルを回し、機材の性能に頼り切って「頑張らないことを頑張る」物欲系へっぽこ自転車乗り。リアルで自転車に乗れない週末にはZWIFTで合計100km以上のバーチャルライドを欠かさないものの、脚力や走行スキルについての言及は意図的に避けている模様。愛車はLOOK675、ブロンプトンCHPT3 V2、タイレルFX(これだけとは言ってない)。

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