Amazonにウェア・シューズ・バッグ 10%OFFクーポンが登場中
ブレーキ製品レビュー

SHIMANO ALIVIO BL-T4000 ブレーキレバー(メカニカルディスク・Vブレーキ対応)は映えないけれど優等生

CBN BlogはAmazonアソシエイトとして適格販売により紹介料を得て、良質なコンテンツの作成のために役立てています。当サイト内のリンク経由で Amazonにて何らかのお買い物 をしていただくと、大変助かります。いつもご支援ありがとうございます

超ミニ製品レビュー記事です。最近オールロード・グラベルバイクの1台をJones H Barタイプのハンドルに換装したのですが(詳細はS SENQIの「H フラットバー」レビューをご覧下さい)、手元に22.2mmクランプのブレーキレバーがなかったので、SHIMANO ALIVIO BL-T4000を注文して合わせることにしたのでした。

SHIMANO ALIVIO BL-T4000

▼ 関連記事

S SENQIの「H フラットバー」が良すぎてもう他のハンドルには戻れないかもしれない【ポタリング・ツーリング・オフロード・高速巡航もOK】
S SENQIなるメーカー(ブランド?)から出ている「自転車ハンドルバー H フラットバー」というハンドルの使用感記事です(初期インプレ)。最初に簡潔にまとめますと、ひとたび「自分好みのセッティング」が出てしまえば、ポタリング・ツーリング・...

Amazonではベストセラーの高コスパ製品

メカニカルディスク対応のフラットバー用ブレーキレバーとしてはAmazonで最も売れている製品らしく、Tiagraグレードと大差ないという意見が見られ、それでいて価格は1300円ほど安かったので試してみることにしました。筆者購入時は左右ペアで¥2,881、アウター・インナーケーブルも付属していたので大変お買い得でした。

シマノのフラットバーロード系のメカニカルブレーキレバー(Tiagra, Sora, Clarisなどの名を冠するもの)はメカディスク・Vブレーキ/カンチ・キャリパーブレーキのすべてに対応する製品が大部分かと思いますが(レバー内部にあるプラ製のパーツを入れ替えることでケーブルの引き量を調整する仕組み)、このALIVIO BL-T4000はメカディスクとVブレーキにのみ対応します。

SHIMANO ALIVIO BL-T4000

私は現在TRP HY/RDとの組み合わせでこのブレーキレバーを使っています(※HY/RDは引き量を短くする溝切り改造をしたもの)。引き代も自分好みに少なめに調整できて、効きもバッチリです。

シマノの「まずまず良い」ブレーキレバーの中では最も安価な製品かと思われますが、高級感はないかわりに安っぽさも特に感じません。「普通に機能して安心して使える」という点で、レビュー記事にしにくい「映えない」製品です(大きい特徴がない)。

SHIMANO ALIVIO BL-T4000

▼ Trigger Bell(トリガーベル)との相性も良し

Trigger Bell(トリガーベル)はフラットバーハンドルとの相性も抜群 邪魔にならずにすぐ打てる
Trigger Bell(トリガーベル)というベルをドロップハンドルで使ってみた時の使用感を先日下の記事でお伝えしました。最近はフラットバーハンドルのバイクでも使っているので、追記的なミニ感想をお届けします。 Jones H Bar形状のマ...

シマノのロード系フラットバー・メカニカルブレーキレバーには2.5フィンガーの製品が多いと思いますが、これは2フィンガータイプなのでそこは若干注意かもしれません。ただしよく調整されているメカニカルディスクブレーキであれば、2本指でもガッツリ何の問題もなく効くと思います。

外観はマットすぎずテカテカすぎず… 中庸。レバーの剛性感も必要十分。リーチアジャスト、あり。ALIVIOのロゴ、なし。とりあえず22.2mmのメカディスク用ブレーキレバーが欲しい方はこれで困ることはないでしょうし、ずっと使い続けて困ることも、まずないでしょう。

シマノらしい、目立たない優等生という感じの製品と言えるでしょうか。カラーはブラックとシルバーあり。

なおこのカテゴリーのブレーキレバーとしては、TIAGRA BL-4700が現在では最高グレードの製品になると思います。こちらはキャリパーブレーキでも使用可能で、2.5フィンガータイプ。

あとシマノ公式サイトでは発見できないのですが、私が持っているBL-T4000の3フィンガー版バリエーションとでも言えそうな「BL-T4010」という製品も存在するようです。S SENQIの「H フラットバー」はバーエンド側の握りエリアが長いので、こちらを選んでも面白かったかもしれません(BL-T4000でも全く不満ないですけれども)。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

マスターをフォローする
タイトルとURLをコピーしました