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Classified Hubは完全な欠陥製品?「ファン」が数年間の長期使用で経験した様々な問題(海外掲示板から)

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Classified Hubについてのレビュー投稿を海外掲示板(自転車競技・トレーニング系コミュニティ)で見かけました。長文ですが非常に参考になる内容だったので、ほぼ全文を抄訳してみます。なおこのスレッドは2026年2月11日に立てられたものです。

出典 My review of the Classified Hub: Perfectly Flawed. (Classified Hubのレビュー:完全な欠陥製品)

以下、スレ主さんの投稿の抄訳です。

r/veloの皆さんこんにちは!私はClassifiedのハブを発売から1年以内に購入し、過去3〜4年にわたりほぼ毎日、グラベルバイクで使ってきました。Classified Hubを知らない人のために説明しておくと、これは2スピードのハブで、1つは1.0のギアレシオを持ち(バイク自体のギアリングを変化させない)、もう1つは0.686のレシオとなり、フロントディレイラーによるインナーリングへの変速を再現する目的があります。毎回完璧に変速する・負荷をかけていてもシフトできる・2xシステムと同じ程度の重さである、等と謳われています。チェーン落ちはない、1xシステムでのクロスチェーンもない、登りはじめる時にガシャンとシフトする必要もない、というわけです。

雑に言うと、私はこいつが好きです。これのおかげで手持ちの全ての自転車の中でグラベルバイクが一番のお気に入りになりました。カセットは11-32の12スピードで、ギア間のジャンプはスムーズでケイデンスを選べますし、44Tチェーンリングと組み合わせているので山に行っても楽しめます。このセットアップのおかげで29×2.2タイヤを使えています、フロントディレイラーがあったらタイヤと干渉して使えなかったでしょう。こいつの性能は凄まじく、ボタンを押すと瞬時に別の(いわば)「チェーンリング」に入ります、どんな負荷の時でもです、そしてスムーズさは完璧です。カセットはワンピースのスチール製で重量には競争力があり、独自規格のフリーハブに取り付けます。このカセットがバターのように変速しなかったら、悩みの種になっていたと思います。正直、このカセットはノイズや変速品質の面でSRAMのカセットを凌駕していると思います。

このコンポは駆動時間も素晴らしく、レシーバーとハブの変速の役割を担っているスルーアクスルに充電すると、ひっきりなしに使いまくっても実際に数ヶ月持ってくれます。ハンドルバーのトランスミッターはCR1632を使い、脱着にはT5トルクスが必要なのですがスクリューヘッドがあまりに小さいので専用のドライバーがなければあなたも自転車ショップも開けないほどです。幸いその失くしやすいドライバーは同梱されていますけれども。駆動時間は十分すぎるので心配にはなりません。

さて、ここまで聞くとベタ褒めレビューのように聞こえるでしょうし、何が問題なんだと思われることでしょう。問題は、この野郎には耐久性がないということです。私のハブインターナルは3個目で、ハンドルバーのトランスミッターは2個目、ボタンは2個目、スルーアクスルは4個目で、最後のやつは到着時死亡でした。Classifiedは保証期間内であれば懇切丁寧にサポートしてくれるのですが、ひとたび保証が切れたらもう何にもしてくれません。2000ドルのシステムにはもっと耐久性を期待しますし、私がこのレビューを書いている理由がそれなのです。このシステムは、動作している時は完璧です。しかし大きいイベントの直前だったり、その最中に自爆するようなのです。私はウルトラをやる直前に駐車場でハンドルバーのトランスミッターがおかしくなって動かなくなりましたし、スルーアクスルにはどれも何らかの電気系の問題が出ましたし、ハブインターナルのひとつはシールドされているシステムなのにシフトしなくなることがありましたし、ボタンの一つは親指の下で潰れました。この期間中、eTapのコンポでも死ぬものがありましたが、Classifiedほど高価ではないですし、eTapの部品が壊れてもこの国のショップはどれもSRAMディーラーなのに対し、私が住んでいる州ではClassifiedのディーラーはひとつだけなのです。

彼らがこの製品を長期的な成功に導きたいのなら、耐久性を上げる方法を見つける必要があるでしょう。というのも、彼らのスーパーファンで他の多くの人たちにもこれを推薦してきた私でさえ、これを捨ててしまう寸前だからです。重さは競争力がある、性能もいい、フロントディレイラーに比べて明確な長所もある。あとは1年以上、爆発せずに使えるような耐久性を持たせてほしい。

質問があったら何でも聞いて下さい。

他の方からのコメントでは走行約8500kmでハブにガタが出たものの、ユーザーが調整してはいけない仕組みである(やるとメーカー保証が無効になる)、というものもありました。読んでいるとハブインターナルのギア・ベアリングのメンテナンス(再注油等)が予想以上に頻繁に必要なのだろうか、スルーアクスルの充電ポートが浸水ポイントになっているのだろうか、という印象を受けました(ただし浸水被害は全く受けなかったというコメントも見られます)。

正常動作しているあいだは本当に良いことづくめのシステムように思えますが、広く一般ユーザーに浸透するにはあと数年はかかりそうでしょうか。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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