北米を中心に人気のあるフリマサイト・掲示板”Craigslist”に天使が降臨した、という投稿を海外掲示板で見かけました。その人はなんと盗難されたと思われる自転車を自費で買い取り、本来のオーナーと思われる人に返却したい旨の内容をCraigslistに掲載していたのでした。
投稿のタイトルは「私が持っているのは盗難されたあなたのSurly Preambleですか? 90ドル(Brooklyn)」というもの。
やあ。ある人がフリマサイトでPreambleをバカみたいに安く出品していました。それを買ったのですが、ほぼ盗難車両だと思っています。U-Lockが付属していました。私自身もSurlyオーナーなので、自分のバイクが盗まれたらどんな気持ちになるかわかります。さておき、もしこれがあなたの自転車なら連絡をください。この自転車についての詳細をお聞きするので、どんな改造を施したか教えてもらって、このロックを解除するキーを持ってやってきてください。またこのバイクを購入・回収するためにかかった120ドルを負担してもらえるとありがたく思います。フレームサイズ:あなたが私に教えてください
こんなコメントが寄せられていました。
- なんて気高い奴なんだ(4いいね)
- 称賛する(4いいね)
- 僕ならキーと120ドルの他にビールをワンケース抱えて会いに行くよ(4いいね)
- フレームサイズの説明はワロタ(47いいね)
- 思いがけない展開:この人がこれを盗んで120ドルをもらおうとしている(55いいね)
- 良い人だ、最悪でも120ドルを費やして簡単に10倍で売れるかもしれない(カンザスシティでは少なくともそれくらいで売れる)(9いいね)
- これを取り返して本来の持ち主に戻そうとしているこの人は良い人だけれど、泥棒にお金を払うことで報酬を与えてしまった。それにいま盗品を所有していることになる。本来の所有者が警察に被害届を出してこれは自分のバイクだと証明したら、この人は面倒なことになるかもしれない(1いいね)
個人的には最後のコメントにあるような展開にはまずならないような気はしますが、どうでしょう。日本のフリマサイトでもこういう親切な事例はたまにあったりするのでしょうか。本来の持ち主がこの自転車が自分のものだと証明できたら最初の売り主も捕まえられるので良い流れではないかと思いました。私が被害者だったらやはり6パックではなく箱でビールを持って行くと思います。