現在Amazonですぐに入手可能、かつ売れ筋のマッドガード(フェンダー・泥除け)を6つ選んでみました。泥除けなんか使わないよ〜!という方も、今年の冬はさすがに導入を検討している方も多いのではないでしょうか。各製品の特徴を軽く観察していきましょう。
クイック着脱のOGK
過去1か月で100点以上購入されているらしい「OGK クロスバイク用リアフェンダー MF-021R」。Φ25.4-31.6mmのシートポストに対応。大きい特徴は、使わない時はフェンダー部分を簡単に外せるところ。角度調整にはレンチが必要。カラーはブラックとホワイトの2色。
エアロシートポスト対応のBBB
BBBのこのフェンダーも過去1か月で100点以上購入されている人気商品。最大の特徴はエアロシートポストにも対応しているところ(25.0〜57.3mm)。角度調整はダイヤル式で、着脱自体も工具不要。通常¥2,109のところ本記事時点で¥1,320(50%OFFで大変お買い得)。
調整域が広いROCKBROS
ROCKBROSのフェンダーは過去1か月で50点以上購入されています。デザインは他の製品よりも少し高級感があるように見えます。チェーンステイまたはフォークの左右ブレードに取り付けるタイプ(前後共用)。アームとフェンダーそれぞれの角度調整が可能で、調整域は最も広いように見えます。現在¥2,388(2個セットは¥3,688)。
とにかく安いOVTSPO
このOVTSPOというブランドのフェンダーは前後セットで¥999と破格の安さ。過去1か月で200点以上購入されているようですが、スポーツサイクリストというよりも一般の方が主に買われているようです。対応シートポストは22mm以上、カラーは8色。
無難な雰囲気?のBRIDGESTONE
BRIDGESTONEのこのフェンダーはリア専用タイプで過去1か月で50点以上購入。着脱と調整には工具が必要になるようですが、ブリジストン製品ということもあってブランドの信頼感から選んでいる方が多いようです。対応シートポストはΦ25.4〜31.6mm。価格は¥2,009。
最もお手軽なASS SAVER
最も簡易なフェンダーといえばASS SAVER。サドルレールに引っ掛けるタイプでスポーティな走行感覚をスポイルしたくない競技派のサイクリストに人気。気が付くと走行中に行方不明になることも多いところは要注意ですが、ジャージのポケットに入れておけるサイズは魅力的。現在¥525。
マッドガードを選ぶ時の基準
マッドガードを選ぶ時の基準としては、おおむね次の項目が挙げられるでしょう。
- 自分の車体に取り付けられるかどうか(シートポストの形状とサイズ、タイヤとフレームとのクリアランス)
- 泥よけ性能自体が確かかどうか
- フェンダーやアームの角度はどのくらい調整できるか
- 調整・取り付けには工具が必要か、不要か(工具なしで着脱・調整ができると便利だが、振動で緩みやすい・脱落しやすい製品もある)
- 耐久性・剛性は十分にあるか(フェンダーは壊れやすい製品が多いのでAmazonのユーザーレビューでチェックする)
- 極端に重くないかどうか
樹脂製のフェンダーでは特に「極端に壊れやすいものでないかどうか」に注目したほうが良いでしょう。また着脱が簡単な製品ほど走行中に緩んできやすい傾向があります。
都市部のサイクリングロードでの一時的な水はね対策なら簡単着脱の簡易なタイプを、大きい水たまり・雪や泥の道をまとまった期間走ることになりそうなら、ガッチリした製品を選ぶ、という感じで使用シーンも十分にイメージしながら検討すると自分にあったものが見つかると思います。