Colnagoが”Colnago Retrofitting”という同社製フレームセットの正規品認定サービスを開始したようです。1995年以前のヴィンテージバイクも認定対象になるようです。
参考 Colnago Retrofitting Wants to Verify the Authenticity of Your Old School Road Bike
公式 Retrofitting Service – Colnago.com
Bikerumorのまとめによると、
- 親から譲り受けたり、知人のガレージで眠っていたり、中古市場で手に入れたコルナゴのフレームが本物(正規品)であるかどうかも確認できるサービス
- フレームについての情報(写真・シリアルナンバー・購入時の控えなど)を専門家が分析し、正規品かどうかを確認する
- 正規品と認定された場合、正規品の所有者としてデータベースに登録され、認定証とNFCステッカーが送付される
- フレームの偽造防止や、ヴィンテージバイクの付加価値と中古市場でのリセールバリューを高めることが目的
- 所有権を証明できるので盗難予防にも役立つ
- コルナゴが主催するいくつかのグランフォンドイベントで優先ポジションを得られるなどの特典あり
- サービスの利用料は29ユーロ
- 正規品として認定されなかった場合、料金は「偽物を掴まされていたことへのお見舞い金」として返金される
読んでいて「1万円はするんだろうなぁ」と思っていたところ29ユーロ(本日のレートで約4700円)で、個人的にはまぁそんなに高くはないかな? と思いました。
コルナゴに限らず自転車業界におけるNFCの活用法についてはあまり好意的な意見は見聞きしませんが、ブランドの保護や中古市場でのブランド価値を高めるという意味で、またヴィンテージバイクのコレクターにとっては「あり」なサービスなのかもしれないと思いました。カーボンフレームの偽造品対策として他社も類似サービスをはじめそうな気がします。