大切なスポーツ自転車は屋内保管が基本ですが、諸事情により屋外で保管せざるをえないケースもあると思います。この記事ではAmazonでよく売れている・現在セール価格になっているサイクルハウスなど、自転車の屋外保管関連製品を観察したいと思います。
アイリスプラザ サイクルハウス
まずAmazonで「ベストセラー」となっているのがアイリスプラザのサイクルハウス。サイズは3種類あり、いちばん大きいものは3台用。評価は高いようですが、高さが全サイズで159cmなのでもし縦置きスタンドを中に設置したい場合は難しく、そこだけ要注意です。価格は1.1〜1.4万円。天井が低いところは評価が低いようです。
kagu-world アルミサイクルハウス
こちらはkagu-worldのアルミサイクルハウス。これも3サイズあり、Lサイズで高さ165cm(中央部)です。アイリスプラザ製品同様、地面への固定用のペグはもちろん付属します。現在タイムセール価格でLサイズが¥13,760となっています。Lサイズが欲しい場合はコスパが良いように見えます。
PYKES PEAK サイクルハウス
PYKES PEAKのサイクルハウスは高さが170cmあるのが個人的には魅力を感じます。さらにリンク先で「EX」というモデルも選べるのですが、そちらは高さが180cmあるので雨天時でも簡易なメンテナンスをこの中でやれそうです。高さを追求するならこれが良さそうですね。1〜2台用とされるSサイズが現在¥12,980で、さらに2000円OFFクーポンが出ていますよ。
PYKES PEAK サイクルハウス
こちらもPYKES PEAKの製品で2台用が現在¥4,980とタイムセール価格になっているのですが、ユーザーレビューを読むと「天井が1年経たないうちに破れた」という報告がありました。PYKES PEAKの製品は生地が紫外線に弱いタイプかもしれないので、そこだけ要注意ですね。
ZOEDO サイクルカバー 二台対応
カバーだけかけて対応する方法もあります。こちらは2台用サイクルカバーで、横置き式のスタンドに自転車を設置して上から覆うだけ。現在タイムセール価格¥1,352とかなりお買い得です。新居に引っ越して「とりあえずすぐに使えるものが欲しい」という時などに選んでみてはどうでしょうか。しかし生地が薄く穴が開きやすいというレビューもあるのでそこは要注意。
ブルーシート 2.7×2.7
既製品ではなくブルーシートを使う方法もあります。私の経験では、ロードバイク・グラベルバイク・MTBを横置きで設置する場合、横幅は2.7mあったほうが良いです。ブルーシートでこれより小さいサイズとなると1.8m幅になり、すると自転車ははみ出してしまいます。また、安価ではあるものの紫外線で1年ほどで劣化するのでその点は考慮しておきましょう。
ブルーシートの固定にはテントやタープの設営に使う「ペグ」と呼ばれるものが使えます。屋根の庇があれば、そこからブルーシートを垂らすイメージで庇側はヒモで縛り、地面側はペグで固定する。あるいはタープ用のポールを活用する。等々、工夫しながら簡易なマイガレージを作るのも楽しいと思います。
屋外の自転車保管で気をつけるべき点は、雨からの保護は勿論のこと紫外線で車体やタイヤが傷まないようにすること。車体に付いた土埃も放置しておくと、土埃に含まれる成分が原因となりフレームや部品にじわじわとダメージが出てきます。そのため、下のような製品はおしゃれでカッコいいのですが、雨以外の対策は単体ではできないので気を付けたいところです。
海の近くに住んでいる方の場合、潮風に含まれる塩分のことも考慮しておきたいところです。
既成のサイクルハウスを選ぶ場合のポイントを最後にあらためてまとめます。
- 収納する予定の台数が入る大きさか
- 縦置きしたい場合や中で簡易なメンテナンス作業も行いたい場合、高さは十分にあるか
- 耐水性は十分か
- UVカット性能があるか
- 暴風で飛ばされないようにしっかり地面またはコンクリートに固定できるか
- 自分が求める剛性と耐久性がある製品かどうか
スタンドがないバイクの場合はこうした製品もあわせてチェックしておきましょう。