Coros Duraのミニ使用感を海外掲示板で見かけました。スレッドが立ってからまだ12時間なので投稿数はまだ少ないのですが、購入を検討されている方の参考になりそうなので抄訳でご紹介します。

image from coros.com
出典 Coros Dura – Long Term Experiences ?
- 昨年9月から使っている。週に10〜15時間の使用が多い。Corosウォッチを持っているため同じエコシステムで全てやれるのが良い。充電の必要が本当に少ないところには心底驚く(ここの冬はかなり曇りがちでもある)。スクロールボタンはお気に入り。アプリでのワークアウト作成は超簡単。ナビは自分の場合はちゃんと機能する。初期はスプリント数が記録されない問題があった(3いいね)
- 2024年のクリスマスから使っている。これまでの考えをまとめると、短所としてはビープ・トーンがあまりにうるさいところ。結局オフにしてしまった。それでも問題ないが、たまにターンをしくじることがある。マップにはストリートネームがない。ターンを示す矢印のかわりに「オークストリートを右折」などと素早く眺められたら便利なのだが。長所としては、駆動時間がほんとやばい。2月20日に充電してから、3月末まで再充電していない。基本的にソーラー充電なしで約60時間の移動時間があった(曇りがちな太平洋岸北西部に住んでいる)。ソフトウェアは安定しており、Garmin Varia/Strava/RideWithGPSのような大抵のものとインテグレートされている(1いいね)
- (上の人がUIの動作について聞かれて)大体は小気味良い動作で、メニューなどの移動は速い。ターン時のマップのオリエンテーションがもうちょっとだけ速かったらとは思うが、大きい問題ではない(2いいね)
ビープ音がとてもうるさい・マップがややもたつく時があるという意見はAmazonレビューでも見られます。しかし「フルGPSモードで連続120時間(公称)」でソーラー充電にも対応しているところ、実際に移動時間が60時間でも(ソーラ充電ほぼなしで)バッテリーが持続したところ、249ドル(国内での実勢価格¥39,600)というプライスタグはなかなか魅力がありますね。
ただ、次のようなコメントも見られたので一応念頭に置いておいたほうが良いでしょう。
- Corosは地球上のあらゆる小規模インフルエンサーに船積みできるくらいの量のユニットを送っているから、どのフィードバックにも注意したほうが良いよ(2いいね)
Wahooもつい昨日Roam 3やBolt 3をリリースするなど、Garminも気を抜けない展開になってきた感じでしょうか。ミドルレンジ(?)GPSナビ付きサイコンとしてはBrytonも猛追中ですし。
と、ここまで書いてから、上の2件の使用感コメントでは若干物足りない感じがしてきたので、他の意見も探してみました。同じ海外掲示板Redditで、18日前(2025年3月下旬頃)にオーストラリアの著名YouTuberであるGPLama氏が次のようにコメントしていました。
Coros Duraはいくつかのアップデート後もここではまだ棚に積まれています。パワー記録の問題(ワットが変わらずにアベレージが膨れてしまう)は解決したように見えます。マップは>500mでのディテールが主要道路以外では使い物になりません。そのため多くの裏道やうちの近所の森林でのグラベルでフリーナビゲーションを使うのは難しいです。Garmin Edge, Wahoo ELMNT ACE, Hammerheadなどのデバイスに比べて、手に持った感じはチープです。大きい問題ではないかもしれない。だから軽いのかもしれないし。でも見た目は醜い。「でもバッテリーは…」という反論は、80年代のカシオのウォッチがモダン・スマートウォッチよりも優れていると主張するのと同じだと思う。バイクコンピューターに求めている機能の一部しか使えないけれどバッテリーが永続する、というものは、私は欲しくはないです。(…)主要な機能だけ欲しい方には合うでしょう(9いいね)
GPLama氏はWahoo激推しなところがあるので、これはこれでバイアスがあるコメントかもしれませんが、参考になる情報だと思いました。購入時は批判的なレビューもいつも以上に積極的に読み込んだほうが良いかもしれませんね。