サイクリングで過小評価されている至福の瞬間を挙げてみなさい、というスレッドを海外掲示板で見かけました。サイクリストならみんなわかる「あれ」が次々と言語化されていて、とても楽しめますよ。

photo by nadokazu お花見輪行しよう!
出典 Underrated cycling pleasures… GO!
- ライド中に小さい谷にさしかかると、エアコンからの冷気を浴びたみたいにはっきりと冷たくなるとき(428いいね)
- (上の人に)それとは逆に、長く寒いセクションを抜けて輝かしい日光のなかへ入っていくとき(177いいね)
- 頭がかゆいんだけど、かゆいところに指がヘルメットの穴から奇跡的に届くとき。あれはいいぞぅ(182いいね)
- ビッグライドの後に暴食しても罪悪感を覚えないところ(170いいね)
- きつい登りがゆるくなって勾配が1〜3%少なくなると突然平地になったみたいに感じるとき(163いいね)
- 5%はひどいけど、10%の後の5%は至福なんだな…(25いいね)
- アルプスを走っていると20%の後の10%が至福のようだ!(1いいね)
- バイクからヘンな音がするけどデコボコの上を通り過ぎたら治ったとき(279いいね)
- (上の人に)そうだな、問題が大体勝手に解決してくれるやつな(2いいね)
- 荒い舗装路が新しいできたてホヤホヤの舗装路に変わるとき。それかラフなグラベルがスムースなグラベルに変わるとき。あと都市部でのサイクリングでちょうどいいタイミングで青信号になってブレーキングする必要がないとき(134いいね)
- サイクリング中に自分自身の影を眺めているとき(89いいね)
- (上の人に)いつも思うんだけど自分の影は自分よりもずっとカッコ良くて草(30いいね)
- ただ流す。目的地なし。グループなし。自分だけ、それか友達が1人か2人、あと自然(211いいね)
- (上の人に)Stravaに汚染された競技志向ライドの宇宙のなかでこうした悦びが過小評価・見逃されているのは大変悲劇的なことだ(47いいね)
- 俺はStravaが大好きだ、でも目的なくライドするのも好きだ(5いいね)
- ライドしていてまわりにクルマがいない時。聞こえるのはペダリングに合わせて転がるタイヤからの音と、パワーを前方への推進力に変換している時のバイクの唸り音(59いいね)
- (上の人に)読んでて今日バイクをひっぱり出して出かけようと思った(9いいね)
- 季節の変化を感じるための最前列席に座れるところ(42いいね)
- 毎年、花の開花のはじめや蕾を見ると幸せな気分になる(5いいね)
- いちばん軽いギアで坂を登っていて脚が売り切れそうな時、やけくそでシフターをタップしたらパチッと音がしてもう1段残っていたのがわかった時(82いいね)
- 妻が時々坂を登っている時、ギアが終わったと思ったけど実はフロントがアウターのままだった。ポケットに20ドル紙幣を見つけた時みたいな感じだったらしいよ!(13いいね)
- 冬のあと、はじめてショートレーパンをはく日(38いいね)
- 起きたらすぐにコーヒーを飲んで、出発前に巨大なやつを出すとき(39いいね)
- 他人の家の前を通りがかるとき、その家の夕食の匂いがするとき(75いいね)
- 関係する話だと、コーヒーロースターやチョコレート工場、ドーナツ屋の前で天国のような匂いがするとき(18いいね)
- みんなのコメントは今朝読んでいて最高だったよ、みんなありがとう!(11いいね)

お花見輪行しよう!桜の季節には、折り畳み自転車が大活躍!
心まで鋼鉄に武装するnadokazuです。 わたしたち、物欲(せいぎ)のために戦います。 それが生活費(いのち)をかける戦いであっても、 わたしたちは一歩も引きません! というわけで、本日の駄文はこちら! さくら…お前が…好きだ 桜を見るの...
もし今日がブラックマンデーとなり世界経済が崩壊したとしても、私達サイクリストはこうした小さい至福のおかげで幸せに生きていけることでしょう。
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