はじめてのロードバイクを買おうと思っているけれど、エントリーグレード・ミドルグレードにはなぜ地味な色合いのものしかないのでしょうか、という質問投稿を海外掲示板で見かけました。抄訳でご紹介します。
Cannondale Quickからのアップグレードとして、はじめてのコンフォート・エンデュランスライド向けロードバイクを物色しているところです。この掲示板で、可能なら105搭載モデルを狙うといいよと教えてもらいました。すると、気付いたことがありました。自分が眺めていたバイクはどれも、大部分がブラック、グレー、それかホワイトのどんよりした冴えない色なのです。色のあるモデルであっても、ライトなグレーっぽいブルーや赤みがかかったブラウンだったりと、かなり抑制されたものです。ブライトなカラーはどうなってしまったのでしょうか?
例として、 Cannondale SynapseとTrek Domane AL 5を挙げます。前者は、地元のショップでは大体いつもブラックしかありません。後者はブラックと、青ざめたグリーン系のものだけです。Specialized Roubaix SL8 105ならもっとカラーを選べるのですが、カーボンロードになってしまうので、私の予算が足らなくなります(私のようなロードバイク初心者にはやりすぎかもしれないし)。
90年代のブライトな色合いのマクドナルドと、グレーで憂鬱な雰囲気の現代のマクドナルドの比較ミームを思い出してしまいます。
出典 Why are entry/mid road bikes so drab now?
寄せられたコメントを眺めていきましょう。
- ブライトな色合いのバイクを売るのは難しいんです。人気がないんです。ソース:私は自転車を販売しています、あと自分はネオンイエローに乗っている変わり者です(106いいね)
- (上の人に)そうですね。私のバイクはどれもグレーのグラデーションに入っています。目立ちたくない人もいるんです(24いいね)
- 残念なことですね、だってクルマと同じで、カラフルなのは楽しいのに、リセールが難しくなるからです(10いいね)
- 「リセールブラック」(1いいね)
- 私も変わり者かも。何でもマットブラックになるトレンドが嫌いです。自分のバイクは目立って欲しい(9いいね)
- 7000ドル以上するバイクを持ってたらなぁ、と思うようにするためです(89いいね)
- メーカーは財政が厳しいから、特定のカラーが売れ残らないように「より無難で、リスクが少ない」カラーを作ろうとしているからかなと思います(25いいね)
- Giantは全体のグレードを通じてかなりいいマルチカラーのペイントを提供していますね。でも写真がうまく撮れていないし、ベストなカラーはAdvanced SLラインだけです。素敵な色は下位グレードのAdvancedレンジにも用意されています(5いいね)
- いわゆる「ステルスバイク」がいまとても人気があるんです。個人的には好きな見た目ではないのですが、好みは人それぞれです。もし予算があるなら、Orbeaのバイクをチェックするといいですよ。追加料金なしでペイントをカスタマイズできます(11いいね)
- (上の人に)OrbeaのMyOプログラムはかなり推せます。私はマンゴー色のTerraを、イエローのOrbeaロゴ付きで注文しました。すごくカッコいいです(3いいね)
- グレーがいちばん売れるんだ。自動車市場と同じです。バイクショップは誰も欲しがらないパープルやネオングリーンの在庫を大量に抱えたくはありません。派手にいきたいなら、カスタムですね(7いいね)
- (上の人に)そうですね。最も大きい集団に訴求するためです。ブラックかグレーなら、誰でも「これでもいいか」となれます。しかしネオンパープルやイエローだと、これはイヤだ、となる人が出てきます(1いいね)
- 最高のカラーはトップスペックのバイクでしか選べません。それを買ってもらえるようにしているのです(4いいね)
- 私も(スレ主さんと)同じように、おかしいなと感じていました。個人的には、視認性は安全のためにとても大事です。私のバイクと用品は不快なほどド派手でなくても良いけれど、目立ってくれないと困ります… ブラックかグレーだけだと、クルマにはねられる確率が高くなると感じます(3いいね)
- (スレ主さんが上の人に)スマホに気を取られているドライバーが増えているこの時代では、心底同意します(1いいね)
- 固定ギアの世界で気に入っていることがひとつあります。あらゆる価格帯でおもしろいカラーを用意しているブランドがほとんどだということです(2いいね)
- PNSやMAAPのパステルカラーのウェアと組み合わせやすくなるからです(1いいね)
- 現代の美的感覚では、平坦でニュートラルなカラースキームが重要視されています(1いいね)
- 俺は俺の黒いSynapseが大好きなんだ(1いいね)
- 自転車業界はポストコロナの不況の中にあるから、コストと在庫を減らすためにカラーオプションを減らして、より大きいマーケットに訴求できるベーシックで無難なものに絞ってきているんだ(1いいね)
諸説あるようですが、まとめると
- 地味なカラーがトレンドだから
- いま自転車業界は厳しいので売れ残らないように無難なカラーに絞っているから
- 地味ではないカラースキームは「プレミアム」の世界になったから
等々の理由があり、実際はそれらの理由が合わさって地味なカラーリングのモデルが多い現状につながっているのかな? と思いました(大局的には「不況」と関係があるのでしょうか?)。皆さんの観察・分析などもぜひお聞かせください。
安全面からすると、バイクが地味なカラーの場合、ウェアは派手めにすると目立って良いかもしれないですね。