よみもの

無知な東京のサイクリストがスッテンコロリンした雪国の林道

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超ミニ記事です。筆者が昨年から自転車秘密基地を構えている田舎は、雪国です。最近はだいぶ雪が降るようになりました。以前から、雪国の冬では道がどんな状態になったら自転車は走れなくなるのだろうか、と興味津々だったので、よく走りに行く林道に向かってみました。

すると林道は奥に入るにつれて下のような雪道になっていきました。雪国の方にとっては「そんなもん雪道じゃねぇ」というレベルかもしれませんが、東京23区民にとってこれはウェザーニュースが赤帯放送になるレベルの気象災害です。電車が止まりコンビニから食品が消えるレベルです。

北向きだったり、夏は木々の葉が涼しげに覆い隠しているような箇所は、もうカチコチに凍結しています。フカフカの白い雪の上は、タイヤが太ければなんとか進めそうではあるのですが、フカフカの白い雪のすぐ下がカチコチに凍っていることもあり、そんな時はやはりツルッと滑ってしまいます。すっげーなぁ、これ丸の内なら死人が出るだろ、と呟きながら4km/hでの走行を試みます。

フカフカの雪とツルツルの氷とのあいだに氷が溶けて生まれた轍のようなラインを見かけることがあり、「そこを辿れば行ける」と試してみたところそれまた見事なトラップで、ほんの少しバランスを崩したらスッテンコロリンと低速転倒。坂道では転んだ姿勢のまま自転車と一緒にツーッと滑落していきました。こりゃ無理だ、普通の自転車では走れないんだなぁ、と理解した瞬間です。

氷の下に小枝が見えています。結構な厚みです。気温が上がった日の翌日などはこの氷も溶けているだろうと期待し再訪するのですが、こうした氷は昼間に中途半端に溶けた挙げ句、明け方のマイナス6℃とかの冷え込みで再び凍結してしまいます。ドロドロになった雪道を走ること自体は自転車にフェンダーを取り付けたりしているので問題ないのですが、凍結だけはどうにもなりません。

ファットタイヤのバイク、Surly MoonlanderとかWednesdayとかIce Cream Truckなら走れるのか。それともSchwarbe Winter Marathonのようなスタッド付きのタイヤを買えばいいのか。でもずっと雪国に住むのでもない限り、使わない時間のほうが多そうだしなぁ…などと考えながら、約5kmの林道をトボトボとTern Crest(関連記事一覧)を押しながら歩いて帰ったのでした。

こうした林道は、3月末くらいまでは走るのが難しいのかもしれませんね。林道だけあって日当たりの悪いところが多いので、凍結箇所も多いのです。東京以南の太平洋側にお住まいの方には想像しにくいような路面状態かもしれません。

ただ、県道や国道などは、よほどの日陰でなければ、除雪車や融雪剤のおかげで普通の自転車も走れるようになっていることが多いようにも思います。歩道は、上の林道のような状態になっていることが多いですね。

▼ スタッド付きのウィンタータイヤは値段も重量も3倍くらいするみたいで驚愕しています

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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