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林道サイクリング中に見てはいけないものを見た(4)(動物系)

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本日は超小ネタ記事、ミニシリーズ化しつつある「林道サイクリング中に見てはいけないものを見た」の第4回です。あんまり興味ない!という方は最新セール情報などを眺めていっていただけると幸いです。

猛暑の谷間の深山の林道にて

さて、この日はSurly Corner Barタイプのハンドルフロントトリプル3×1で楽しんでいる650bのグラベルバイクで林道を散策していました。ちなみにハンドルバーバッグはROUTE WERKSステムバッグはタイオガミニパニアはRhinowalkの製品(※それぞれリンク先に関連記事があるのでご興味のある方は是非お読み下さい)。

この日は連日の猛暑が比較的落ち着いていた日で、誰もいない山奥の橋の上で休憩中、「これまでの経験では猛暑が和らいだこんな日は、動物が食べ物を探しに出てくるような気がするんだけどなぁ」とぼんやり考えていました。するとほどなくして、橋の下の川にはずっと何も見えていなかったにもかかわらず、私は第六感で「ギクッ」としたのです。何かの気配を感じたのです。

見られている…

双眼鏡で鳥をサーチする時のように視線を大きく左右上下に動かすと…ニホンカモシカです。微動だにせずじ〜っと私を見つめています。ゆっくり慎重にカメラに手をかけ、12-45mmズームの望遠側で撮影しました(マイクロフォーサーズなので35mm換算90mm)。絞りは開放F4と暗めなので、動物との遭遇を想定してあらかじめISO800に設定してありました。

上の写真の部分拡大です。少し小さめ・若めの個体でしょうか。なんとなくメスっぽい気がします。それにしても何故そんな無理な姿勢でずっとこちらを見つめているのだろう。首が疲れないのか。あ、それとも…ひょっとしておしっこをしている時にこちらの存在に気付き、気まずい体勢のままフリーズしてしまったのだろうか。見ちゃってごめん…

ウシ科のカモシカは好奇心旺盛と言われ、出くわす時はいつも目を逸らさず・微動だにせず、ずっとこちらを見つめてきます。ウシも牛舎のそばを通る時などは必ずこちらをじーっと眺めてくるので、よく似ているなと思います。この時は2〜30秒ほど、こうやって見つめ合っていたような気がします。

やがてなんとなく警戒しはじめたのか、それとももう飽きたのか、藪の中に入っていきました。写真を確認していて気付いたのですが、後ろ脚の動かし方が独特に見えます。

両脚を揃えて飛んでいます(ウサギのようだ)。

カモシカは林道サイクリング中に眼前を横切っていくこともあって、運悪く衝突されるとかなり危険ですが、こうやって普通に遭遇する分にはこちらを攻撃してくる様子もなく、ほっこりして観察できる野生動物のひとつかなと思います。また、ある程度の大きさがあって距離も詰めやすいので、写真好きな方は超望遠レンズでなくとも撮影を楽しめるかもしれませんね。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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