18Lの灯油が入ったポリタンクを自転車で運んでみた、というただそれだけの内容なのですが、いつか誰かの役に立つこともあるかもしれないと思うので書いてみます。
運搬にあたって選んだ車体はロード系ではなく、ミニベロのDahon K3(関連記事一覧)です。ツーリングで使っているグラベルバイクのリアキャリアの天板に載せて運ぶと相当トップヘビーになるでしょうし、トップチューブを跨ぐのも大変だろうと思い(車体を傾けると倒れそう)、この自転車にしました。リアキャリアはこの記事で紹介したGIZA PRODUCTS CAR096です。
今回たまたまこのキャリアを取り付けましたが、Dahon純正のより小型のリアキャリアでもなんとか行けそうな印象を持ちました(ただしK3用のDahon純正キャリアはかなり短いので、写真のようにタンクを横にして載せるしかないでしょう。そうしないとタンクの底を支えられません)。
10%越えの坂を登って運び上げる必要があったため、タンクが後方に転がっていかないようなゴムバンドの回し方にしました。タンクを縦方向にしたほうがエアロ…じゃなくて踵にヒットしにくいのですが、そうするとゴムバンドでタンクの背中を受け止められなくなるのが心配です。
このゴムバンドは自転車キャンツー時にも常にキャリアに装着して携行しているものですが(持っていたほうが絶対に良い)、どこで買ったものかは忘れました(100均だったかも)。やや重いのですが使いやすく、バンドも丈夫です。こうして写真を見ると片側のフックの掛け方があまりに適当で自分でも驚きますが(今にも外れそう)、結果的には荷崩れすることなく運び切れました。
後方から見たところです。かなりきつめに固定できているので、こんな適当な感じでもずり落ちません。ちなみに踵もまったくヒットせずに済みました。
GIZA PRODUCTSのこのキャリア、Amazonの商品ページを見ると耐荷重が18kgとあります。灯油の一斗も18Lなのですが、偶然の一致でしょうか? いずれにしてもこのシステムで18kgは問題なく運べました。センタースタンドのMASSLOAD CL-KA56 ダブルレッグスタンド(レビュー記事)も荷造りや写真撮影時は持ちこたえてくれました。K3も含めてタフだなぁと感心することしきり。
同じことを700Cバイクのリアキャリアでもやろうと思えばやれるのかもしれませんが、荷台位置・重心の低いミニベロが輝くシチュエーションでした。
余談ですが、700Cバイクでフロントホイールのみ20インチ等の小径にしてラックを取り付けカーゴ車化するカスタムが海外では人気がある印象です(専用フォークに交換する必要あり)。そうしたバイクであれば灯油のような大物はもっと運びやすいでしょうね。Burleyのようなサイクルトレイラーもこういう場合に大活躍しますね。












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