よみもの

ブロンプトンは「マッドガードあり・なし」どちらがお好み?(海外掲示板から)

CBN BlogはAmazonアソシエイトとして適格販売により紹介料を得て、良質なコンテンツの作成のために役立てています。当サイト内のリンク経由で Amazonにて何らかのお買い物 をしていただくと、大変助かります。いつもご支援ありがとうございます

ブロンプトンにはマッドガードを付けていますか? 付けていませんか? どちらが好みですか? という質問スレッドを海外掲示板で見かけました。どんな意見が出ているか、観察してみましょう。

以下、スレ主さんの投稿。

皆さんの好みを知りたく思いました。マッドガードは濡れた路面でもちろん役立ちしますが、皆さんはどのくらいの頻度で雨の中を走っていますか? 私の意見ではブロンプトンはマッドガードがないほうがスッキリした見た目なのですが、背中を汚したくはありません。マッドガードなしで運用している方は、何か違いを感じるところがありますか?

出典 Mud guard vs no mudguard ?

寄せられたコメントから主だったものをピックアップしてみました。

  • 私にとってのブロンプトンは都市部でのユーティリティ・バイクです。ブロンプトンに乗るのは、外が気持ち良いから、ではなく、行かなければならない場所があるから、ということが多いです。勿論クリーンな状態で辿り着くためにマッドガードは欲しいです(24いいね)
  • 私はスコットランド在住です、雨の中では自転車に乗らないことにしてしまうと、私には自転車に乗る機会がありません。マッドガードはきれいなズボンで到着するためになおさら必要です(13いいね)
  • マッドガードはドライブトレインをクリーンに保つのにも役立ちますよ。雨の後に湿った道路を走る時でも、汚れはたくさん弾き飛ばされてきますから(10いいね)
  • アイルランド・デンマーク・オランダではマッドガードは必需品です(6いいね)
  • ウルトラライトなブロンプトンを組もうとするなら外すとは思いますが、非常に重いというわけでもないですし(6いいね)
  • 間違いなく使いますね。グレートだし、カタカタしたりもしないし、満点です(3いいね)
  • 乾燥したホコリっぽいロサンゼルス在住です。都市には想像以上に水たまりやスプリンクラーがありますし、マッドガードはさらにシューズを汚れから守ってくれますよ(3いいね)
  • どこに住んでいるか、どんなふうに使っているかによります。私はすっきりした見た目を求めてCとPライン両方からマッドガードを外しました。ない時の見た目がすごく気に入っています。しかし付け加えると私は晴天専門サイクリストで、公共交通機関が利用しやすいところに住んでいます(1いいね)
  • 忘れられることも多いですが、マッドガードは後続の人にひどいものをひっかけないためにも役立ちます(1いいね)
  • ニューイングランドに住んでいます。ブロンプトンのマッドガードが大変気に入ったので、フルサイズのツーリングバイクにも前後セットをインストールしました。自分自身とバイクをずっと清潔に保ってくれます(1いいね)
  • 雨がちなイギリス在住です。犬のフンや田舎での泥などにもすごく良いですよ(1いいね)
  • 私は雨天では絶対に乗らないので、マッドガードは外しました。実用的な選択ではないのはわかっていますが、ないほうが見た目が素晴らしいです。全く後悔していません(1いいね)

ブロンプトンとマッドガードについては私も過去に相当考えたことがあります。結局私はブロンプトンのマッドガードを外して運用しているのですが、理由は私がブロンプトンを主に利用する東京都心では、マッドガードなしで困るほどの水たまりに遭遇することはあまりなく(遭遇しても乗り上げずに横に逸れたりします)、また何よりも「走行感が軽快になる(ような気がする)から」です(ギアードに対するシングルスピードの軽快感とよく似ている気もします)。あとはロングライドになると疲労軽減にも繋がる…ような気がしないでもありません。

その「軽快な走行感」は根拠のない思い込みなのかもしれませんが、なんとなく肌感覚では余分なパーツが少ないこと、かつ空気抵抗も若干減るのが理由なのかな? という気がしています。しかし地方都市でもブロンプトンに乗る機会が増えたら、私もマッドガードは外さないかもしれません(というか、そういう土地では他の自転車に乗るのかも…)。

見た目については、年数が経つにつれて好みが変わってくることもあると思います。マッドガード付きのブロンプトンはカッコ悪いな、と思う人も、そのうち「いやいや、マッドガードがあったほうがカッコいい」と思うようになっても不思議ではありません(長く生きているとこういう好みの変化がよく起こります)。

私は長いあいだマッドガードにはほとんど興味がなかったのですが、最近になってツーリングやオフロード散策で主に使うオールロード系バイクにはSKSのマッドガードを装着しました(下の記事で詳しく紹介しています)。

SKS Bluemels Basic 11815 (700x38-47対応マッドガード)の使用感:インストール不満足・性能大満足
SKSのマッドガード「Bluemels Basic(ブルーメルス・ベーシック)」のレビュー記事です。型番は11815。SKSのドイツ公式サイトでは「700 x 38-47」タイヤで使えるとされている製品で(国内流通品には「700c用 35-...

マッドガードを積極的に使うようになってあらためて感じる最大のメリットは、ウェアが汚れないこともあるのですが、バイク自体もあまり汚れないので洗車の手間が減るところ。駆動系の汚れも本当に少ないですね。また、もともと重量級のスチールバイクだからなのか、マッドガード分の重量増も走行感にそれほどネガティブな影響は与えていないようにも思います。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

マスターをフォローする
タイトルとURLをコピーしました