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新型GRX Di2 1×12 フルワイヤレスへの海外サイクリストの反応を観察する【RX827 40/42 10-51】

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シマノの新型GRX Di2 1×12の情報が海外掲示板でリークされており、その内容について意見が交換されています。賛否両論あるのでどちらも観察していきましょう。なおリアディレイラーのRX827はSGSロングケージのみが提供され、バッテリーライフは700-1,000km、重量449g。

image from reddit

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出典 GRX Di2 1×12 – leak 😉

以下、目立ったコメントをランダムにピックアップして抄訳します。

  • ワイヤレスXT(DEORE XT M8200 Di2動画へのリンク)も登場したね。GRXとXTのディレイラーは同じように見えるけどそうなのかな?(39いいね)
  • (上の人に)全てのGRXディレイラーはXTとパーツを共有するようになったから…プルレシオのことを考える必要がなくなったから、そうだね、同じものだけれどマーケティングが2つのブランドでディレイラーを出すことにしたのだろう(18いいね)
  • 165mmクランクなし、パワーメーターなし。歯数・パワー・クランクのために3つの別々のソリューションが必要になる。シマノ、どうした?(9いいね)
  • めっちゃぱっとしないな。特に昨日のSramの発表の後だと(7いいね)
  • 1×12とはあまりに2020年じゃないか(4いいね)
  • 本当にサプライズがあると期待していた、1×13になるものだと。SRAMの昨日の発表に比べると少しぱっとしない。1xセットアップなら、SRAM 13スピードでなくこれを選ぶ理由は何になるだろう(39いいね)
  • (上の人に)レンジの広さかな? あと安さもあるかも。新しいSRAMの13スピードは今のところ10-46カセットに固定されているし、新型Di2 GRXは12スピードかもしれないけれどロングケージなら10-51カセットも行けるし(31いいね)
  • SRAMのMTBにも12スピード・10-52があるじゃないか(17いいね)
  • (上の人に)13スピードSRAMと12スピードDi2 GRXのどちらを選ぶかと考えた時の話だよ
  • このGRX Di2リアディレイラーと新型XTR Di2との違いがわからない。どちらも同じカセットサイズだ(7いいね)
  • (上の人に)シマノが最近CUESの導入でSKU(在庫の最小管理単位)を減らしたことを考えると奇妙だね。MTB市場は停滞しているけれどグラベルの市場はまだ伸びていて、同じテクノロジーを別のブランディングで売るのはもしかしたらシマノにとって経済的な意味はあるのかもしれないね、ただの推測だけど(7いいね)
  • (シマノを選ぶとしたら)より安い、ブレーキがベターである、dotフルードを扱う必要がない、メンテナンスが少ない、入手性がより良い、一般的にシマノを好む人が多い、というところかな(9いいね)
  • 多くの人はまだUDH非対応のお気に入りバイクを持っていてコンポをアップグレードしたいだけかもしれないからね。するとその人達にはシマノが唯一の選択肢になる(8いいね)
  • 12スピードとそのアップグレードに留まったことでシマノのほうがずっと多く売れるだろうし、需要をよく読んだと思う(1いいね)
  • 9-45カセットのためのGSの選択肢がないのは少し奇妙に思えるな、グラベルでは大人気になると思うんだけど(2いいね)
  • 先のXTのリリース情報を私が正しく理解しているなら、GRXシフターとミッドサイズのXTリアディレイラーと9-45カセットも組み合わせられるみたいだね。SRAMの新型13スピードはUDHが必要だから新しいフレームも必要になる、シマノだとそうならないのは歓迎だ。誰もが一年おきにフレームを買い替えたくはないからね(15いいね)
  • (UDHは)何人かが欲した標準かもしれないが、誰もが採用した標準ではない。新しい「標準」を発表したからといってそれが標準になるわけではない。SRAMがUDHで何をどんな理由でやろうとしたかはわかるけれど、それでもUDHの新フレームがなければ大多数の人達はそれを使えないという事実は変わらない。新型SRAMのグループセットの値付けがシマノより良いから、使えるものなら使ってみたいけれど、皮肉なことにSRAMのほうが今はシマノよりも「ユニバーサル」ではない状況になっている。3-4年前のフレームや、それよりさらに最近のフレームを使っている多くの人達でさえ使えないのだから(8いいね)
  • あのバッテリーの位置は悪いアイデアに見える。下向きになっていてたぶんプラスチックのドアがスプリングクリップで留められている(2いいね)
  • (上の人に)なんで?SRAMの後ろに飛び出しているやつより保護されているように見えるよ。8月にEagle AXSを買ってから2回ふっとばされた(3いいね)

イノベーション的な見どころがないという否定的な意見も目立ちますが、SRAMの新型に比べてシマノのほうが選択しやすいユーザーが多いだろうという意見も多いですね。個人的には165mm以下のクランクがハイエンドモデルで用意されないところは謎です。

リアディレイラーの見た目はセクシーでないという意見がありました。確かに「ずんぐりむっくり」な印象でカッコいいというより「カワイイ♡」という雰囲気で面白いです(個人の感想です)。リーク文書を読むと、衝撃から保護するためにエッジのない形状になっていったのかなと思いました。

バッテリーライフは一回のライドを50kmと考えた場合、15〜20回に1度の充電ということになりそうですね。毎週末に1度ライドに出る人だと3〜4ヶ月に1回の充電でしょうか。バッテリーの位置は私も一瞬気になりましたが、当然脱落しないように設計されているでしょうから問題ないのでしょう。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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