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Ergon GT1はグリップ界のスイス・アーミーナイフ? 他のErgon製品とは一味違うものらしい(海外掲示板から)

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Ergon GT1をブロンプトンで使ってみたらものすごく良かった、100点満点だ、という感想を海外掲示板で見かけました。他のErgon製品とはだいぶ違うものらしいです。

image from ergonbike.com

出典 Ergon GT1 grips are 💯
公式 Produkte · Ergon Bike

スレ主さんによるGT1の使用感はこちら。

手がヒリヒリせず、かつ様々なポジションを得られるグリップを探していて、ついに辿り着きました – Ergon GT1グリップです! これまでいくつかのグリップを試してきて、この前に使っていたのはESI Chunky GripSpirgripの組み合わせで、それはその前に使っていたグリップ(Ergonの他製品を含む)に比べて相当良かったのですが、それでもしばらくすると手がヒリヒリしました。

Ergon GT1をインストールして、今日DCとキャピタル・クレセント・トレイルに26マイルのライドに出かけたところ、このグリップの性能が気に入りました。手の位置を様々に調整できるので痛みがありません。例えば、バルブのような形状のエンドのおかげで、立ちこぎをしないといけない険しい坂でも、アウターバーのように(実際にはアウターバーがないのだけれど)持てますし、サムグリップはブレーキング時や、タックインしたり、急加速する時に快適です。ラバーはいい感じの固い感触で、ラバーパターンも他のErgonグリップとは違って手のひらが不快ではありません。素晴らしく良かったので、スイス・アーミーナイフのような性能を持つグリップを探している人にはおすすめします。

グリップはハンドルバー上に130mmのスペースが必要で、私はスモールを選びました(※筆者注 このグリップのサイズは全長ではなく太さで、手の大きさによって選びます。SとLあり)。ラージだとよりスペースが必要になるかどうかはわかりません

image from ergonbike.com

コメントはまだ多くないのですが、次のような質疑応答がありました。

  • 折りたたみには影響はありますか?
  • (スレ主さん)ありません。折りたたみの維持は必要だったので。ただ私はアフターマーケットのハンドルバーを使っているので人によって違うかもしれません
  • Ergonは自分にはヘンな感じがして、ずっと好きではなかったんです。G-Lineを買ったら、最初に取り外すパーツになると思います。34mmのMTBグリップと交換です
  • (スレ主さん)私もErgonの他のグリップを2つ試してきて、どちらも好きではありませんでした。でも、これは別物ですよ(2いいね)

読んでいるとどうやら他のErgon製品とは一線を画す使用感のようですね。他のGP/GS/GCシリーズに比べるとウイングがだいぶ平べったく広々とした感じで、さらにサムグリップのような突起もあって面白そうですね。読んでいて使ってみたくなりました。ウイングの面積が広いので振動の分散に良さそうに見えます。

公称重量はスモールで230g。長さはワンサイズですが、手の大きい人向けにラージも用意されています。なお全長はスレ主さんによると130mmとのことですが、138mmという数字も見かけます(Ergon公式サイトには記載なし)。

▼ ちなみにスレ主さんが言及していたSpirgripはこういう製品です。インナーバーエンドで、やや高価。

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マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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