今日は俺のソロライドの友達、クワッキーを紹介します! 最近、密林で仲良くなったんだ。
なんでクワッキーって名前なのかは、下の記事を見てくれよな。

プロペラ付きの鳴いて光るアヒル
このアヒル、正式な製品名は不明です。 Amazonでは「自転車 ライト アヒルライト 黄色アヒル アヒル 可愛い 自転車ベル プロペラ搭載 音が出る ライト点滅 夜間走行 ヘッド ランプ 警報灯 バイク 車にも 車内インテリア」という商品名でした。長すぎるのでやはり「クワッキー」と呼ぶことにします。
走行中にハンドルを見下ろすと思わず「ブッww」と笑いが漏れてしまいます。お前何なんだよ… そこで何やってんだ…(そして俺は何をやっているんだ…)
このクワッキー、身体をサイドの羽あたりから内側に絞るように押しこむと「ピュウ!ピュッ!」と鳴きます。結構大きい音が出ます。鳴き声はクチバシからではなく尻にある穴から出てくるところも和みポイントです。うまく鳴らすにはややコツが必要で、尻から屁をさせるように空気を送り込むとうまくいくイメージです。
そしてクワッキーは、回ります。ヘルメットのプロペラが「シャーッ」と気持ち良い音を立てて回ります(大音響ではないものの風切り音が聞こえます)。
このプロペラを気持ち良く回すにはセッティングにややコツが必要な印象があり、クワッキーが地面に対して完全に水平だとあまり回ってくれないようです。うちのクワッキーの場合、わずかに後傾・前傾している時のほうがよく回ってくれます(よく回るスイートスポットがある)。
クワッキー、毛がありません。ヘルメットは取り外し可能です。
クワッキー、アップルデニッシュ食うか。このようにぼっちソロライドでもコミュニケーションが発生します。ライド中は自然とクワッキーに話しかけることが多くなります。
クワッキー、俺たち家に帰れるのかな… 「サアドウダロウナ!」
クワッキー、この先やばくね?行けるのか?パンクしねぇかな? 「イッチマエヨ!」
解剖学的な注意点
クワッキーのライト機能については少し注意点があります。クワッキーはヘルメット付きで販売されているものが多いと思うのですが、中身は下の写真のようになっています。キャットアイのORBみたいなデザインのライトが埋め込まれています(初回使用時はこれを取り外して電池フタからストリップをひっこ抜く必要あり)。このライトの脱着にやや手間取る、というのがひとつ。
もうひとつは、ライトがいちばん点灯しやすいのはヘルメットをかぶっていないクワッキーの頭を押し込んだ時なので(シリコンがぐしゃっと潰れてスイッチにもなっているレンズに届く)、ヘルメットをした状態だとスイッチオンするのがほぼ不可能なところ。最初はどうやったらライトオンできるかわかりませんでした。なお点灯・点滅の2モード発光で結構目立ちます。
ヘルメットのストラップも外し方がわからなかったのですが、ただ外側に引っ張るだけでした(外さなくてもヘルメットの脱着はできます)。
効能:アイスブレーカーとして活躍するクワッキー
先日クワッキーとポタリングしていたところ、見知らぬ方に「それwww プロペラwwwww」と笑いながら話しかけられました。
クワッキーには場を和ませコミュニケーションを円滑にするアイスブレーカーとしての機能がありそうです。怒っている人も、クワッキーを見ると怒っていることがバカらしくなって結果的に優しい世界がそこに発生するようになるのかもしれません。
音が鳴るところも、仮にベルの代わりに使った時でも(日本ではそういう目的で鳴らしてはいけないことにはなっている)「チッ俺が邪魔だっていうのかよ」という不快感ではなく「ブブッww な、なんだこいつら…」という呆れ笑いが発生することになりそうです。
みんなのクワッキーも、今度見せてくれよな。