2018年のUCIマウンテンバイク世界選手権、女子エリートクロスカントリーで金メダルを獲得したチャンプ、ケイト・コートニーの体幹トレーニング動画を見つけました。なんかクリエイティブですごいな、と思いました。
これはもう幅広のフラットバーハンドルの両端を持ってガツガツとダートを駆けていく時の動きとそっくりではないですか。レース時のバイクコントロール能力を高めるための練習をしているように見えます。
自転車選手が筋トレをしようという時、ボクシンググローブをハメて腹ばいになってパンチングミットを右、左、右、左と連打しようなどとは普通思わないのではないでしょうか(笑)。これは腕まわりはもちろんのこと、体幹がかなり鍛えられるんじゃないかと思いました。
真似してみたいですが私が通っている公営ジムではこんなことをやると追い出されます(そもそもパーソナルトレーナーを連れてくるのは禁止だったりします)。
下は写真ですが、これもおもしろい。スピンバイクですが、サドルを抜いています。ハンドルも握らず、トレーナーが持ったヒモのようなものを両手で挟み、その状態でペダリングしているように見えます。これは腹筋と背筋に来るでしょうねー。やばい。
上の投稿にはケイト・コートニーがおもしろいコメントを付けています。
The best training doesn’t just change the way you feel – it changes the way you think
最良のトレーニングはあなたの感じ方を変えるだけではない – それはあなたの考え方を変えるのだ
スピンバイクやエアロバイクといえば普通サドルにまたがって回すだけです。彼女の場合、機材に合わせて何か決まった練習をするのではなく、得ようとしている結果のために機材を自由に利用している感じがします。そこがいつも面白いなと思わされます。