ホイール

Fulcrumが3年ぶりにRacing 4 DB / 5 DB / 6 DBをモデルチェンジ リムがワイド化

フルクラムがロードホイールのエントリーモデルRacing 4 DB, 5 DBと6 DBを3年ぶりにリニューアルしました。大きい特徴としてはリムがワイド化されたところ。トレーニングやロングライド、グラベル用のサブホイールとして使える丈夫なホイール、としています。勿論いずれもチューブレスレディ対応です。

Fulcrum 2021 Racing 4 DB, 5 DB, 6 DB

© Fulcrum

公式 Racing 4, 5 & 6 DB – Fulcrum

Racing 4 DBはCofidisも使用

Fulcrum Racing 5 DB 2021

© Fulcrum

主は仕様は次の通り。

  • スポーキングは24本2-to-1組み
  • 2 Way Fit Ready(チューブレスレディ対応)
  • 最大システム荷重は120kg
  • フリーハブは従来の30Tから36T(10°)に変更されエンゲージメントが速くなった
  • 対応ハブはShimano HG, SRAM XTD, Campagnolo N3W
  • ローターはセンターロック
  • シールドベアリング
  • 全モデルでリムがワイド化されたために重量は増えた
  • 従来モデルとは違い、アクスルは12x100mm/12x142mmスルーアクスルのみとなった
  • Racing 4 DBはCNC切削された34mmディープのVシェイプリムで、リム内径は17mmから19mmに拡張。25Cタイヤに最適化。外径は24mm。グラフィックはレーザーエッチング。重量は1720gで、2018年発表の従来型より20g増。価格は$596(シマノハブ)
  • Racing 5 DBはリムハイト24mmのUシェイプリムで、内径は3mm増えて20mmに。25-28mmタイヤが快適に使える。外径は25mmでRacing 4 DB同様、グラフィックはレーザーエッチング。重量は1660gで旧型から50g増えた。価格はシマノハブで$522
  • Racing 6 DBは5 DBと同じ24mmハイト・内径20mmリムを採用するが、グラフィックはレーザーエッチングではなくステッカー。重量は1780g。5 DBとの重量差はニップルが軽量アロイではなくブラス、ベアリングスペーサー等の一部パーツがアルミではなくスチールを採用しているいるため。ベアリングプリロード調整機能なし。価格はシマノハブで$442

Racing 4 DBはCofidisがトレーニングで使用しているそうです。どのモデルもチューブレステープが巻かれた状態で出荷されるので、はじめてチューブレスを試したい方には敷居の低い選択肢になりそうです。

なおRacing 7 DBは更新されなかったので、今後はRacing 6 DBがエントリーモデルになるのかもしれませんね。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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