GoPro Hero 9 Blackの新ファームウェア(v1.6)が6月22日にリリースされました。私も早速試してみましたが、あの反応の悪いタッチスクリーンの使い心地が良くなっています。
タッチスクリーンの反応が改善
ファームウェアv1.6のリリースノートは次のようになっています。目玉機能は大きく2つあります(黄色でハイライトした部分)。
パフォーマンスの改善
- メニューと設定のタッチスクリーン性能を改善
- Quik アプリとの接続性を強化
- The Remote でカメラを制御する際の信頼性を強化
- QuikCapture の信頼性を改善
- 電源投入時の信頼性を改善
- Open GoPro のカメラサポートを追加
ユーザビリティの改善
- 一般的なバグ修正とその他のユーザーインターフェイスの改善
ファームウェアの更新方法については以下のページを参考にされて下さい。Quikアプリまたは手動による更新の2つの方法がありますが、筆者の環境では手動更新しようとするとエラーが出るのでQuikアプリで更新しました。
Hero9タッチスクリーンの反応性を高めるコツ
GoPro Hero9の使用感については下の記事で紹介しましたが、最大の難点はやはりあのタッチスクリーン。押しても全然反応しない時がありました。
その後、読者の方から「Hero9の筐体に手が触れる面積が多いと反応が良くなりますよ」との情報をいただいたので、左手の親指・人差し指・中指で「L字」を作り(下の写真参照)、その上でHero9を手の中にスッポリ入れるようにして操作したところ、タッチパネルの反応は劇的に良くなりました!(ありがとうございます)
さらに今回の新ファームウェアでは、持ち方に特に気をつけなくてもタッチパネルが確かに反応するようになっていることがわかりました。Hero9ユーザーの方は是非お試し下さい。
将来的にサイコンでもGoProをコントロールできるようになる
さらにGoProは今回、ワイヤレス接続やカメラステータス表示、カメラの制御、プレビューやSDカードへのアクセス等を含むAPI「Open GoPro」機能を追加しています。
ソフトウェア開発者でない一般人の私達には無縁な話のように聞こえますが、これが意味することは、今後GarminやWahooといったGPSサイクルコンピューターや、さらにはShimano Di2のボタンからGoProをコントロールできるようになるかもしれない、という未来です。
GoProにはボイスコマンドもありますが、やはりサイコンの位置だったりブリフターのボタンで録画開始・録画終了等の基本的な操作が出来るようになったら、大変ありがたいですよね。