ROTORが新製品、ALDHU Carbonを発表しました。従来のアルミ製モデルよりも約100gの軽量化を果たしたモジュラータイプのクランクアームです。
公式 ALDHU Carbon | ROTOR Bike Components
50/34構成の場合で523.5g
ALDHU Carbonはこれまで同様、クランクアーム・スピンドル・スパイダーアーム・チェーンリングを自在に組み合わせることが可能なモジュラーシステム。クランクアーム長が172.5mmで同社製50/34Tダブルチェーンリングを選択した場合の公称重量はわずか523.5gとなっています。
以下、ALDHU Carbonの基本情報です。
- 用途: ロード・トライアスロン
- アーム重量: 260g (172.5mm)
- サイズ (mm): 165 / 170 / 172.5 / 175
- マウント: OCP Mount または110×4スパイダー
- アクスル径: 30mm
- アクスル(スピンドル)重量: 97.5g(スタンダード)/ 99.5g(オフセット)
- Q-Factor: 147mm (スタンダードアクスル) / 152mm (オフセットアクスル)
- チェーンライン(スタンダードアクスル): 43.5 mm (2x) / 44,5 mm (1x)
- チェーンライン(オフセットアクスル): 46 mm (2x), 47 mm (1x)
- BCD110x4スパイダーアーム重量: 48.5 g(1x/2x両対応)
- BCD110x4 Aero MASスパイダー重量: 104.5 g
なおROTORによると軽量化された以外に、 剛性が垂直方向で11%、水平方向で36.1%向上しているそうです。
またノン・ドライブサイドのクランクアームと一体型のInPowerは用意されないので、パワーメーターを使いたい場合はINspider一択となります。
ALDHU Carbonクランクアームの欧州価格は389.00ユーロ。本記事時点のレートで日本円で約49,000円。現在は在庫がありませんがRotorサイトから直販で購入が可能で出荷予定は2021年2月となっています。
既にアルミ製ALDHUを使われている方は4.9万円で100g軽量化できることになります(そのコストパフォーマンスについてはノーコメントです 笑)