MTB女子世界チャンピオンの体幹トレーニングには同じ動きがない

1995年生まれ23歳のケイト・コートニー。2018年のUCIマウンテンバイク世界選手権、女子エリートクロスカントリーで金メダルを獲得。現時点での世界チャンプです。

その彼女の体幹トレーニング法がこれです。

フォームローラーの上にホイールを取り去ったスケートボードのようなものを置き、その上に乗ってベンチプレス用のプレートを片手から片手へと飛ばしています。

このプレート、何kgあるのか気になります。というのも私が通っているスポーツジムで見かけるこのサイズのプレートは1枚20kgあるからです。サイドレイズなどで片手で持つことはありますが、こんなふうにニコニコ笑いながら片手で投げたりつかんだりできるのものなのか…下の写真が20kgのプレートです。

重量はさておき、このトレーニングの本質は「筋肉に常に違う方向からの刺激を与える」ということだと思います。マシンを使ったワークアウトよりもダンベルを使ったワークアウトのほうが個別の部位に刺激が行くのでより効果的なのですが、これはさらにその先の世界です。

プレートがある程度は同じような軌跡で飛んできても、かりに20kgあるとしたらほんのちょっと違うつかみかたをするだけで腕も体幹も毎回違う筋肉が発動するのは間違いないでしょう。

以前、薄い胸板はサイクリストの宿命なのかという記事を書きました。

今年、数年ぶりにサイクルモードを見学に行きました。サイクルモードは、もうだいぶ以前から規模が縮小の一途をたどっていて、展示内容も一時期つまら...

オンロード系のサイクリストは特にガリガリ系の方が多いと思いますが、オフロード出身のペーター・サガン、大パワーを持つファビアン・カンチェラーラ、謎のマッチョ、マリオ・チポッリーニ等々、筋肉質のライダーもいます。

そしてオフロード。やはり短時間でガッツンガッツンと荒れた道を下ったり登ったりするライドは無酸素運動的な、筋トレに近いものがあるのか結構ムキムキな方が多いですよね。シクロクロスを楽しんでいる方々もいい身体してるなーと思います。

筋肉は同じ刺激に対して慣れてしまうので、こういう毎回変わってくる刺激を取り入れるのは有効だと思いました。普通の筋トレと違い、MTBでリアルトレイルを走る時に与えられる刺激に近いものがあるのではないでしょうか。

ケイト・コートニー流のこのトレーニング、家でやってプレートを落とすと床が破壊されるので、やはりジムなどでやりたいところですがこれをやらせてくれないところもあります(危ないから)。

ただ家でも布団や毛布などを身体の前にひいて、20kgとはいかないまでも3kgとか5kgのダンベルを持ちかえるような動きをフォームローラーの上でやるのも同じ効果があるのではないでしょうか。というわけで私もやってみることにします。

単純に両手にダンベルを持ってバランスボールの上に座って身体を動かすのも同じ効果が得られるはずですね。