ここ数日、Stan’sとHopeとChris Kingが相次いでシマノ・マイクロスプライン規格対応の製品を発表しました。
過去に下の2つの記事で紹介しましたが、何らかの大人の事情により、シマノのマイクロスプラインのライセンスはオープン規格にはされず、ごく一部のメーカーにのみ先行供与されていました。
その結果HopeがFacebookアカウントでシマノのライセンス供与方針が不透明である、不公平であるというニュアンスの苛立ちを表明したり、欧米のMTBerにも不評だったのですが、ようやくそのHope、そしてStan’sとChris Kingがシマノのお墨付きをもらったようです。
Stan’sによる発表
Stan’sは1月3日にこの発表をしました。
これは最後のマイクロスプライン対応ハブのプロトタイプです。しばらくこれに時間をかけてきましたが、ついに全てのテストに合格したことをお知らせします。マイクロスプライン・フリーハブ(Durasync redとSpeedsync silverの両方あり)搭載のStan’sホイールは2月初旬に販売開始予定です!
Hopeによる発表
Hopeは元旦に新年の挨拶とともにこの発表をしました。
Hopeのハブやホイールでマイクロスプライン・フリーハブが選べるようになったことをお知らせします。明日からの出荷となります。
Chris Kingによる発表
Chris Kingは大晦日にこの発表をしました。
マイクロスプラインがもうすぐ登場です! 2020年1月31日のリリースに向けて、我々は生産ピッチを上げています。アクスルとドライブシェル・ベアリングのデザインは新型となり、弊社製ISO BとISO DHスーパーブーストとしては最軽量なものになります。ハブセットとしても、コンバージョンキットとしても入手可能。インハウス製造のステンレススチールまたはセラミック・ベアリングがあり、いつものように生涯保証が付きます。
ちなみにTuneは…
ドイツのTuneはまだ正式発表していませんが、2週間前に次のような投稿をしています。
我々のカーボン製エンドキャップのまんなかに隠れているものは何でしょう?
こちらも、もうまもなくと言ったところでしょう。
紆余曲折ありましたが、最終的にはどのメーカーもマイクロスプライン・ハブを製造することができるようになるものと思われます。
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