カメラ関連

本格カメラを背負って走るサイクリストの悩みを解消するアイデア製品が登場【アルティザン&アーティスト・イージーディフェンダー】

クラウドファンディングのMakuakeにおもしろそうなアイテムが登場しています。カメラアクセサリーの世界では超有名なARTISAN&ARTIST*(アルティザン&アーティスト)によるEasy Defender(イージーディフェンダー)というカメラカバー的な製品で、ミラーレスや一眼レフカメラをたすき掛けにして走るサイクリストを主眼に置いて開発されているようです。

Easy Defenter(イージーディフェンダー)

© Makuake / ARTISAN&ARTIST*

公式 Makuake|カメラの凹凸から身体を守る!快適なカメラライフのための「背面プロテクター」|Makuake(マクアケ)

Easy Defenderのメリット

Makuakeの製品ページから想定されるこの製品はメリットは、次のようなものでしょうか。

  • EVF(ファインダー)部のアイカップの突起を包みこんでくれるので、カメラが脇腹や背中にある時にゴツゴツ当たって痛くならない(→ウェアが薄い時や路面が悪い時、シャレにならないほど痛い時がありますよね)
  • EVFや背面モニターが結露で曇りにくくなる(冬も夏もウェアからカメラに伝わった熱と外気温の差でよく曇ります。これもあるある)
  • カメラの底面部が保護されるだけでなく背面モニター側も保護されているので、レンズを上向きにした状態でも地面や岩の上にも置ける(→アウトドアでほんの一瞬カメラを地面に置く時など超便利。カメラに傷が付くのは大体こういう時!)

カメラ底部の三脚穴とこのEasy Defenderをネジで結合し、レンズ鏡胴の根本に伸縮性のあるストラップをぐるりとU字型に回して軍艦の上あたりで留めるシンプルなデザインとなっています。そのせいもあってか重量わずか35gというのも魅力。また見たところストラップもワンアクションで外せるようなので、速写性が大きく犠牲になることもなさそうですね。

レンズ部の保護はないわけですが、この「たすき掛けスタイル」でフォトサイクリングを楽しむことがある方なら、万一の際の機材破損リスクは承知した上で機動性を優先させている方が多いでしょう(私もそのひとり)。レンズ側はレンズガードやフードに任せるという割り切った設計なのが面白いですね。ありそうでなかったアイデア製品だと思います。

高さのないミラーレス・一眼レフなら大体使えるらしい

使用可能なカメラは、三脚穴が光軸上にあるものなら大体大丈夫らしいです。例としてNikon/Canon/Sonyのフルサイズ機やAPS-CのFujifilm XT-4が挙げられています。バッテリーグリップを装着した縦に長い機体だとEasy Defenderの高さが足りなくなる場合があるようですが、かなり多くのカメラに対応しそうです。またレンズの長さに関係なく使えるのは良いですね。

Easy Defenter(イージーディフェンダー)

© Makuake / ARTISAN&ARTIST*

一般販売時の予定価格は5,280円(税込)で、Makuakeなら割引価格で買えます。指一本で長さを調整・固定できる同社製のストラップ「イージースライダー」とのセットもあり。2023年3月末までのお届け予定となっています。気になった方はチェックしてみてはどうでしょうか(高い割引率で買えるのは限定数なので欲しい方はお早めにどうぞ)。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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