レザインの特定のライト製品は、”Lezyne LED Ally”というスマホアプリで発光モードをカスタマイズしたり、前後のライトを同期させたり(フロントライトの発光モードを変えるとそれに合わせてリアライトのモードも変わるなど)できる”Smart Connect”というシステムに対応しています。
大体どんなことができるかは下の動画でわかります。
公式 INTRODUCING SMART CONNECT – The smart way to wirelessly control your LED lights.
Smart Connect 対応ライト
このSmart Connectに対応しているライト製品は本記事執筆時点で次の5つです。
- MEGA DRIVE 1800i
- SUPER DRIVE 1600XXL
- CONNECT SMART PAIR
- KTV PRO SMART PAIR
- KTV PRO SMART REAR
PBKだとコンパクトなKTV PRO SMARTのセットが¥6,151です。このCONNECT SMARTシリーズ、国内ではまだあまり流通していないようです。
Smart Connect 対応GPS
最近、LEZYNE GPSシリーズの数機種ではファームウェアアップデートにより、サイコンからもSmart Connectの設定ができるようになったそうです。
対応している機種は、現時点で
- Macro Plus
- Super Pro
- Mega XL
- Mega C
の4モデル。私が愛用しているSUPER GPSは残念ながら非対応。
mac OS Catalinaの方は要注意
ところで本記事執筆時点(2019年12月15日)では、LEZYNE GPSをmac OS Catalinaからはアップデートしないように、との注意書きがレザインのサイトにあります。
警告:Lezyne GPSアップデーターは現在、新しいmac OS Catalinaと互換性がありません。 これを使用すると、GPSデバイスが使用できなくなります。 現在対応するバージョンを作成中です。アップデートでき次第ご案内致します。 Catalina OSでGPSデバイスを更新しようとした場合は、以前のmac OSまたはWindows OSのコンピュータにGPSを接続し、アップデーターを実行してGPSを復元してください。
mac OS Catalinaは私も使っていますが、あまりにバグが多くてアップデートしたことをかなり後悔しています。「写真」アプリなどではライブラリを発見できず、現在でも外部ストレージに保存した写真の表示に問題が… という話は置いておくとして、カタリナでアップデートするとLEZYNE GPSは壊れるようなのでご注意下さい。
7つの発光モードから4つの組み合わせをプログラムできる
Smart Connectでは前後ライトのそれぞれについて、まず以下のどのモードで光らせるかを選びます。
- Blast(点灯)
- Economy(エコノミー)
- Daytime Flash(デイタイム・フラッシュ)
- Flash 1(フラッシュ1)
- Flash 2(フラッシュ2)
- Pulse(パルス・点滅)
- Off(オフ)
たとえばフロントとリアの両方で「デイタイム・フラッシュ」を選び、それを「モード1」として登録しておけば、スマホからそのモードを選んで発光させられるのは勿論、前後ライトの同期を設定しておけば、たとえばフロントライトのボタンを1回押せば前後ともデイタイム・フラッシュで動いてくれる、という機能です。
この組み合わせを最大4つまで登録できるそうです(ライトのボタンでこの4つのモードをトグルできます)。
スマホを取り出さなくてもLEZYNE GPSから操作できるのは便利ですね。
ライバルはCATEYE SYNC
前後ライトをスマホで同期させる機能というと、CATEYEの「SYNC」システムを思い出します。現在までに、フロントライトのSYNC Core、リアライトのSYNC Kinetic、身に付けられるSYNC Wearableの3モデルが出ています。
CATEYE SYNCは最大7つものライトを同期させられるところが売りですが、設定はいまのところスマホアプリからのみ。そのうちこれもCATEYEのサイコンから設定できるようになると便利ですね。
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