ホイール

Mavic Allroad Pro UST Disc グラベルロード用の最初のいいホイールはこれにしようか

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グラベルロード用のいいホイールがほしい。などと思い、物色していたのであります。するとこのホイールに遭遇しました。Mavic Allroad Pro UST Discというモデルです。いろんなアダプターが同梱またはオプションで選べて、スルーアクスルもQRも9mmも12mmも15mmも、とほぼ全てのハブに対応。

リム内径22mm。推奨タイヤサイズ28–62mm。リムハイト21-22mm。スポーク穴がないやつなので、リムテープ不要。USTなのでもちろんチューブレス対応。ローターはセンターロック。

重量はBikeradarの記事によるとスルーアクスルボルトとバルブ込みで1,671g。タイヤはYksion Elite Allroad UST tubelessが付属(サイズは買うときに選べる)。最近のMavicハイエンドホイールは高級タイヤが付属するものが多く、どれもホイール単体価格は実質マイナス1.5万円くらいになります。

Mavic Allroad Pro UST Discの国内定価はペア15万円。15万円…!! なら高級パーツで手組したほうが楽しそうだ、などと思ったのですが、なんとベラチスポーツなら8.1万。送料込みで9.2万円。これならお財布的に射程圏内。

Bikeradarのインプレによると、羽のように軽いわけではないものの、効率的で、反応が良くて十分にタフなホイールとのこと。タイヤは細身ではあるが溝が深く切られているのでトレッドブロックは大きくしなやか。その結果グラベルにも岩にも浅い泥にも食いつきが良い、という評価。

グラベルからグラベルへのオンロードでの移動時にもっさりしている感じもなく、シクロクロスで必要になる加速性・テクニカルなライドにもバッチリ対応、とあります。読んでいると、スーパー優等生の超絶ホイールというわけではないけれど、いろんな用途で使えるコスパの良いホイール、みたいな印象です。

ちなみにMavic Allroadのディスクブレーキ対応モデルには2つあります。PROとELITE。エリートだとベラチで送料込み6.7万(記事執筆時点の価格)。この2つ、スペックはどう違うんだろう?

ALLROAD PRO UST DISC ALLROAD ELITE UST DISC
重量 1610g 1720g
スポーク F 20 R 24 F/R 24
スポーク素材 ジクラル スティール
ハブ Fハブはカーボン+アルミフランジ F/Rともアルミ

重量はタイヤなしペア。比べるとELITEのほうが110g重い。その理由はFハブとスポークの素材にあるようです。スポーク間切削のISM 4DやフリーホイールのInstant Drive 360は共通。重量以上にスポーク素材の違いでライド感はどう変わるんだろう。

あとPROのほうはフロントのスポーク数が少ない。スポーク数が少ないと空力が良くなります。もちろんエアロ云々を語るようなホイールではないとしても、少スポークのラジアル組みホイールの不思議な軽さに感動したことがある身としては、やはりProのほうに惹かれます。

どっちも良さそうですけどね。あと見た目が最高にカッコいい。

この記事を書いていて気付いたんですが、たぶん私はこれを買うんだろう(笑)。もはや検討課題は、いつ買うか、という段階に移行しているような気もするのでした…

shop Mavic Allroad Pro Disc – Bellati Sport
参考 ベラチスポーツで完成車を購入。到着までの日数と関税はどのくらい?

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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