Bontrager Bat CageのレビューをWTbさんがCBNに投稿して下さいました(レビューリンク)。これが結構良いものらしく、Twitterでは「愛用しているよー!」という声をいくつか見かけました。
オフロードでも落ちにくい
WTbさんのレビューにはわかりやすいPro/Con(メリット・デメリット)が紹介されています。
使用感として良い点は、こんな単純な作りなのに不思議なくらい固定力が強く、普通の道の段差はもちろん、ガレたオフロードで攻める乗り方をしても全く落ちる気配がしないのでボトルの心配をする必要がなくなります。
微妙な点は、固定力重視でボトルを横抜きすることは不可能になため、長いボトルが使い難くなり、小さいフレームサイズだと普通に抜くがちょっと大変になってしまいます(まあ値段相応とも言いますが・・・)。
すごく安いのもいいですね。TREK公式サイトでの定価は税抜¥1500ですが、WTbさんは¥1300で買われたそうです。
この商品、TREKの紹介によると現在のバージョンは再生資源で作られているとのこと。
リサイクルのプラスチックでできた定番のウォーターボトルケージ。チリ沿岸部で集められた漁網に新たな命を吹き込むことで、Bat Cageは海に浮かぶゴミの削減に貢献する。
Twitterでの反応
このBat Cage愛用者の方々の声をご紹介します。10年も前からある隠れロングセラーなんですね。コンタドールも愛用(TREK所属の選手はファビアン・カンチェラーラも含めて大体使っていたようです)。
これマジで良いし、安い。 https://t.co/07O8PpKwDQ
— 下忍 藤原京CX (@tounomine_genin) October 20, 2019
これは自分も気に入っていて長く使ってるなぁ(10年くらい)
絶妙に粘りがある素材で頑丈だし、固定力も高い。値段も安い。
最初は安っぽい見た目だなと思ってたけど、いつの頃からか質実剛健な機能美を感じるようになった。
唯一気になるのは、やはりボトルを横から取り出しにくい事かな。 https://t.co/UZehwCZoQT— DAアキラ (@akira_zero5) October 20, 2019
私もずっとこれです。クラシックに限らずコンタドールとかはグランツールでも使ってましたね。実は今時アメリカ製という点でも珍しい一品です。 https://t.co/jjJ66338Fl
— パラメヒコマン2551号(かず) (@ishidakazuhiko) October 20, 2019
ランス・アームストロングも愛用
WTbさんの投稿によると開発にはランス・アームストロングも関わっていたようですが、調べてみると確かにランスの2010年と2009年のバイクにこのボトルの姿が確認できます。2010年のMadone 6はロンド・ファン・フラーンデレン(ツール・デ・フランドル)で使用されたようですが、2009年のバイクはタイムトライアルマシンです。
参考 Pro bike: Lance Armstrong’s Radioshack Trek Madone 6 Series
参考 Pro bike: Lance Armstrong’s Giro Trek Equinox TTX SSL
取り出しにくいデメリットもあるようですが、TTだとボトルを取る回数が少ないのか、それとも落車時に飛んでいかないことを優先したのでしょうか。それとも単にTREKチームの標準装備だったのかな。いずれにしても「落ちにくい・そして安い」ボトルとして隠れファンが多そうです。
TREK乗りの方でなくてとも気になりますよね。ただ残念ながら通販では変えないので、欲しい方はお近くのトレックショップに足を運んでみましょう。