ポンプ

Lezyneからグラベル専用設計のフロアポンプ3モデルが登場

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Lezyneがグラベル専用設計のフロアポンプ3モデルを発表しています。発表されたのはGRAVEL DIGITAL DRIVE PRO, GRAVEL FLOOR DRIVE, SPORT GRAVEL FLOOR DRIVEの3つ。どんな特徴があるのか、見ていきましょう。

Lezyne Gravel Floor Pumps

© lezyne

公式 BIKE PUMPS | FLOOR PUMPS FOR GRAVEL BIKES – Lezyne

各モデルの共通点

まず全モデルに共通しているのが、空気圧が表示される文字盤が3.5インチ(88.9mm)の大サイズになっているところ。対応空気圧は100 PSI (6.9 BAR)までで、精度は+/- .5 PSI (.3 BAR) であるところ。そしてバルブヘッドに便利なチューブレスチャック(ABS1 PRO)が採用されているところです。

ABS1 PROは、片側はプレスタ(仏式)バルブに普通にねじ込めますが、ひっくり返して使えるもう片側は、バルブコアを外した状態のステムにねじ込めます。ビード上げをする時はこの状態で使うとより多くのエアーを送り込めるので作業が楽になる、というわけです。

Lezyne Gravel Floor Pumps

© lezyne

さらにヘッドの裏側にはバルブコアリムーバーが付属しています。ここをあてがって表側のゴールドのリングを回転させるとコアがスルスルと抜けてくる仕組み。ちょっとしたことですが、気が利いていていいですね。

Lezyne Gravel Floor Pumps

© lezyne

各モデルの違い

3モデル(松竹梅ラインナップ)の違いとしては、トップグレードのGRAVEL DIGITAL DRIVE PROは材質がプレミアムアルミ製で、空気圧表示はデジタル。ハンドルは木製。

セカンドグレードのGRAVEL FLOOR DRIVEは筐体がハイグレードスチールでベースがコンポジット、空気圧表示は同じくデジタル。ハンドル素材不明。

SPORT GRAVELはGRAVEL FLOOR DRIVEの空気圧計をアナログにしたものになっています。ハンドル素材は明記されていませんが、画像を見ると木製のようにも見えます。

日米での定価は以下(日本円表記は税込み)。国内代理店のサイトにはまだ”DIGITAL DRIVE PRO”は掲載されていません。また”GRAVEL FLOOR DRIVE”は何故か”GRAVEL DIGITAL DRIVE”という名前で紹介されています(ちょっとわかりにくい…)。

  • GRAVEL DIGITAL DRIVE PRO $99.99
  • GRAVEL FLOOR DRIVE $79.99 / ¥9,889
  • SPORT GRAVEL FLOOR DRIVE $64.99 / ¥7,986
Lezyne製品はフロアポンプに限らず、どれがどのモデルなのか、わかりにくいネーミングのものが多いです。モデル選びの際は仕様をよく確認しましょう

バルブコア外しツール搭載で、ビードを上げやすい設計になっていて、グラベル専用設計とはいえそこそこの高圧にも対応しているので、太いタイヤメインで乗られている方・低圧運用のロードにも乗る方には便利そうに見えます。

アナログ版のSPORT GRAVELはamazonにも既に登場しているので、興味がある方はどうぞ。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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