フレーム・完成車

Ridley Kanzo Adventure:MTB寄りのジオメトリーで生まれ変わった本格トレイル対応のアドベンチャー・グラベルバイク

RidleyがKanzo Adventureを刷新しました。ジオメトリがMTB寄りになっており、タイヤクリアランスも700x53mm / 29×2.1。合計で20個ものアイレットを備えたアドベンチャー・グラベルバイクに仕上がっています。

Ridley Kanzo Adventure

© ridley-bikes.com

以下のリドレー公式サイト・Bikerumor・Bikeradarからの情報をまとめてみました。

公式 Ridley Kanzo Adeventure (ridley-bikes.com)
参考 Ridley Kanzo Adventure carbon gravel bike opens up more bikepacking off the beaten track (Bikerumor)
参考 Ridley’s new Kanzo Adventure has MTB-inspired geometry and more than a dozen mounts (Bikeradar)

ガチMTBが必要だったトレイルでも走れるグラベルバイク

ジオメトリの詳細ですが、ヘッドチューブはやや寝かせ気味(Kanzo Fastより1度寝ている)。ヘッドチューブはKanzo Fastより短くなっているため、ショートトラベルのサスペンションフォークも大きい違和感なく使える仕様。フォークは1.125-1.5″のテーパード。

Ridley Kanzo Adventure

© ridley-bikes.com

BBドロップを下げ、ホイールベースは長く。シートチューブ角は従来モデルより立ち気味。安定感と、高いコントロール性・高速走行にも貢献するフロントへの荷重の両方を意識したジオメトリとなっているようです(登りでのペダルへのパワー伝達力も高くなる)。リーチはKanzo Fastより長くなっているため、より短いステムを使用することでハンドリングの反応性を高められます。

これまではガチのMTBが必要だったトレイルでも躊躇なく攻められる内容になっています。

アドベンチャーバイク化が容易

ハブダイナモ用のルーティングを備え(フォークとトップチューブ後方に穴あり)ケーブルはインターナル。インターナルルーティングにした理由はバッグ類を装着しやすくし、ワイヤーがフレームペイントを傷めないための配慮だそうです。アイレットも20(以上?)あるそうで、バイクパッキング派は考えることなく何でも装着できる仕様になっています。

Ridley Kanzo Adventure

© ridley-bikes.com

1xに特化した設計で、かつ650bホイールの使用は考慮していません(使えないことはないがBB位置が下がるのでペダルが地面に当たるかもしれないとのこと)。

強度的にはロードバイクの基準というよりMTBの基準でテストしており、Mサイズのフレーム重量は1250g(塗装前)、フォークは499g(カット前)。フォークは片側3kg、両側で6kgまでの荷物を積載可。フロントフェンダーマウントも併用してローライダー・ラックを使用すれば9kgまでの荷重にも耐えるそうです。

完成車はSRAM Rival 1x, SRAM Rival XPLR, Shimano GRX800 1xの3パッケージで価格は$4,589 / €3,475スタートとなっています。完成車重量はSRAM Rival XPLR組みのサイズMで9kgジャスト。ちなみにKanzo Fast同様、Classifiedのリアハブにも対応しています。

最近はSurly Ghost Grapplerもそうですが、ガチMTB寄りのグラベルバイク(ドロップバーMTBと呼ぶべきか)が増えてきた印象がありますね。ベルギーのリドレーチームは、ワイドタイヤを履かせたKanzo Adventureはドライかつルースな砂地(いわゆる「ザレ場」でしょうか)での走行感が素晴らしいと良い言っています。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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