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GoProからバッテリー内蔵グリップ「Volta」が新登場 サイクリングでも活躍する?

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GoProからバッテリー内蔵グリップ「Volta」が登場しました。Hero 9/10とBluetoothで接続することでグリップからのリモコン操作が可能になり、グリップ内蔵のバッテリーからもUSB-Cポートで給電できる製品です。

GoPro Volta

© gopro.com

公式 GoPro Volta

通常バッテリー約3個分

Voltaが内蔵するバッテリーは4,900mAhで、GoProのノーマルバッテリー3個弱に相当します。GoPro本体のバッテリーと合わせると4回ほど交換しなくても良い計算になりますね。バッテリー交換はGoProでいちばん手間がかかる作業なので、大変ありがたい製品。公式サイトによると5.3K/30設定で4時間10分の連続録画が可能とされています(Hero 10で気温25度の場合)。

GoPro Volta

© gopro.com

グリップのボタンでは本体の電源オン・オフ、録画開始・停止、撮影モードの変更ができる他、現在の撮影モードとバッテリー残量をLEDで表示可能。メディアモジュラーにも対応しています。防水性は、水中での使用はアウトですが雪や軽い雨程度なら問題ないそうです(USB-Cポートはゴムでシーリングされているものの完全ではないため。DC Rainmakerの記事に詳しい)。

また本体は簡易な三脚としても使えます(写真上)。価格は¥16,500。

GoPro 3-Way 2.0の立場は…

Voltaはこう見ると良いことづくめで、昨年GoPro 3-Way 2.0(レビュー)を購入した私は「ええーっ、3-Way 2.0買わずにこれ待っていれば良かった…」と一瞬は思ったのですが、いやいや、3-Way 2.0の価値は決して下がりません。何故かと言うと… 伸ばした時の3-Way 2.0の姿をご覧下さい(写真下)。これですよこれ。3-Way 2.0が最も輝く状態です。

GoPro 3-Way 2.0

3-Way 2.0を伸ばし切った時の長さ

Voltaはこんなふうに伸びません。そのためサイクリング時の自撮りはもちろん、カメラをホイールや足元に近付けて臨場感のある映像を撮りたい、という場合はやはり3-Way 2.0のほうが圧倒的に便利でしょう(1年後に長く伸びる「Volta 2.0」が出たら完璧ですね。でも重くはなるでしょう)。

Voltaは歩きながらのVlogがメインの用途となるでしょうか。ただグリップの横にもGoProマウントがあるので、バックパックのショルダーハーネスにも装着可能。VoltaはVoltaでやっぱり欲しいかも、と思いました。全部でバッテリー4個分なら1日は交換なしで撮影を続けられそうなのはやはり羨ましいですね。うまくやれば自転車のコクピット回りにも装着できそうな気もします。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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