最近ネットを眺めていて久しぶりに「あ、これ買おう」と思っている自転車があります。Dahon Horize Disc、20インチ(406)の折りたたみ小径車です。
公式 Horize Disc – PRODUCT | DAHON OFFICIAL SITE – ダホン 公式サイト
大きい特徴としては、駆動系がシマノまたはマイクロシフトの8スピード。テクトロのメカディスク。ストックタイヤはKendaの20×1.95。キックスタンド付属、公称重量12kg。カラーはスティールグレーかカーキ。本記事時点での実勢価格が9〜11万円という感じです(他に限定カラーモデルなども出ているようです)。
なぜこれが個人的に気になりはじめたかというと、たぶんBrompton G lineの登場と関係があるのかもしれません。これも折りたたみとしてはやや大きめではあるけれど、簡単に輪行できてオフロードも快適に走れそう。自転車旅行で使うのもアリ寄りのアリに違いない…と、私の頭の中では「Brompton G line 互換車両」みたいなイメージになっています。
Brompton G lineのフェンダー・ラックレスモデルに比べて2kgほど軽い。値段は5分の1。リアラックを付けてパニアバッグを載せられるのは勿論、ヘッドチューブにフロントバッグ用のマウントがあるので手持ちのブロンプトン用バッグも使えるし、リクセンカウルのアダプターも使えます。
駆動系も後でより好みのものに交換する楽しみもありそうですし、フロントディレイラー台座もあるので2xにして本格ツーリング車にもできそう。見た目もなんかカッコいい。フロントフォークにエニーケージ用の穴が3つあったらさらに良かったけれど、このままでも問題なし。ホイールは自己責任でチューブレス化を試すのも面白そう。カスタマイズの楽しみもあるでしょう。
今のあなたにこれは本当に必要なんですか。14インチのDahon K3、16インチのブロンプトン、似たようなサイズの折りたたみ、持っているじゃないですか。そんな余分なお金があるならS&P500かイーロン・マスク関連株にでも突っ込んだほうがいいんじゃないですか。といろいろ文句を付けてくる心の財務省をどう説き伏せるか、というところまで来ています。
ちなみにHorize Discはシマノ組みの一部のロットでヒンジ部の溶接不良があったらしく、リコールが出ています。購入検討中の方はそこだけご注意(詳細)。対応はK3などでも採用されている擬似ダウンチューブの「DELTECHワイヤー」の取り付けになるようです。マイクロシフト組みのHorize Discと同じHorizeの過去のVブレーキモデルでは、いまのところ問題は発生していないようです。
▼ さあ何付けようかな〜と考えはじめている時点でもうヤバい