イギリスのホイールブランドHUNTが新製品「Alloy SL Disc」を発表しました。ペア1443gで$599と、チューブレス・ディスク仕様としては軽量でコストパフォーマンスの高いモデルです。
Hunt Alloy SL Disc Wheelset © Hunt
公式 Hunt Alloy SL Disc Wheelset – Hunt Bike Wheels International
以下、Hunt Alloy SL Discのスペックです。
- 重量1443g
- 25mmディープ・外径24mm・内径19mm
- リム素材は熱処理6061-T6アルミ
- チューブレスレディ・ディスクブレーキのみ
- 非対称リム
- スポークはピラー・エアロバテッド・ステンレスでフロント20、リア24本組み
- 23mmタイヤで（も？）グレートで、25/28mmと45cまでのシクロクロスタイヤに理想的（ideal）
- クリンチャー・チューブとの相性も良い
- Sprint SL ストレートプル・ハブを使用。エンゲージメント角は7.5°
- 日本のハイグレードEZOベアリングを採用し低摩擦
- アクスルはクイックリリース・スルーアクスル選択可（フロント12/9mm、リア12×142, 12×135, 10x135mm）
- チューブレステープ・バルブ・スペアスポーク付属
- 6ボルトローターのアダプターが必要な場合は別途購入
- Shimano / SRAM 8-12スピード・SRAM XD/XDR・Campagnolo 9-12・Ekar 13から選択可
- 価格は$599・¥76,421（直販価格）
- 現在予約受付中で販売は5月第1週から
内径は19mmと狭すぎず広すぎず。内径19mmは軽量化のためでしょう。その気になれば太いタイヤでオールロード的にも使えそうですが、お手頃価格のオールラウンド・ロードバイク用ホイールと言えそうです。
追記：Huntの製品ページで他の場所に隠れていた説明に、”optimised for 25-28mm tires, but working well for anything 23-45mm.”（25-28mmタイヤに最適化されているが、23-45mmまでなら何でも相性が良い）とありました
人気のCampagnolo Zondaディスク（クリンチャー）が公称1675gで実勢価格が7万円ほどですから、これは重量・価格的帯的にZonda市場にぶつけてきたなーという感じがします。
HUNTのホイールとしては、筆者は「MASON x HUNT 650B Adventure Sport Disc Wheelset」という公称1594gの650Bホイールを愛用しています。梱包・カスタマーサポート・品質いずれも好印象です。下の記事で紹介しているので購入検討中の方のご参考になれば幸いです。
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